【らくだプリント 小2-19(続き)】
足し算の筆算のやり方の定跡的なものとしては、一の位の方から順に計算していきますね。
そう習ったことでしょう。
僕はどうかというと、2けたの足し算については一の位からやることもありましたが、十の位からやることも割とありました。
ですが3ケタになると上の位からやるのは頭を使ってかなり無理をしてしまうことになるので一の位から計算することがほとんどです。
ですがこの「635+165」であったり「324+299」を惰性で一の位から順に位ごとに計算すると、答えを出した時にかなりがっかりするのです。
「635+165」については答えが800となりますね。
こうも美しい(キリのいい)答えが出る問題をなんてつまらない解き方をしてしまったのだと、もったいないことをした気持ちになるのです。
図形でいったらこんな感じの話で、この2つの面積を足すことを考えるとすれば、そのままくっつければきれいな長方形になるじゃんというわけです。
位ごとと部分的に見るのではなくこうやって問題を広く俯瞰して見ないとなかなか気づかないわけです。
「324+299」も似たところがあります。299は300から1を引いたものなので、324の百の位に3を足して、そこから一の位を1引けばいいわけです。
僕としては普通に位ごとに計算するよりも、この考え方の方が圧倒的に爽快なのです。
その機会を見逃してしまったわけです。
ということで、このプリントをもう1枚やってみます(笑)
今度は順番に問題を解くのではなく、おいしい解き方ができる問題を先にやってから全部やろうと思います。