最近、自分が入った会社で企業理念や経営理念にあたるものを見直ししています。
その中でどのような人が会社に求められるかということを上司と考えていました。
その時に僕は「自分を自らで探求できる人」と答えたのですが、それってどんな人と尋ねられました。
そしてもう少しかみくだいて説明したのですが、人に伝える上では具体的な方がいいよねと言われたのでした。
そこで思い出したのが昨日も投稿した『具体と抽象』の話です。
それは、具体的なことを抽象化できればそのことに関しては逆の筋道、抽象的なことから具体性あることに落とし込むこともできるはずだということです。
まさにこの通りだと思ったのですが、同時にいつのまにか自分が位置しているところが変化していたことにも気づきました。
今までは体験を通して考えを深めるという、具体性から抽象化することを考え続けていました。
ですが今回はすでに抽象性の方に立っていて具体化することが必要となっているのです。
もちろんあくまでこれはこの話題についてのことなのでほかのことになれば別で、まだ具体から抽象の段階であるものもあるでしょう。
しかしこれからは抽象的な表現を具体化することも心掛けたいなと思います。