易をはじめて1週間になりますが、5日目まですべてバランスを大切にするみたいなものが出続けました。
特に印象的だったのが「水沢節」です。
「節」という字は「節約」という言葉に使われている通り、節度を保たなないと贅沢、放漫になると説明されています。
けれど多くしすぎない、節約すればいいというわけでもないのです。
節約しすぎるのは苦節となってかえって自らを苦しめることにつながってしまいます。
ゆえにバランスが大事であると解釈しています。
この言葉から描いたイメージがあるのですが、竹筒に水が溜まっていて、表面張力によって少し溢れ見えながらもこぼれはしていない状態です。
ですが数日後思ったのは「バランスが取れている」ことと「バランスを取ろうとしている」ことは大いに違うことだなということです。
「バランスが取れている」とは自然にそうなっていることです。
一方「バランスを取ろうとしている」とは外見はバランスが取れているようには見えていても、実際のところはすごく力がかかっているのです。
竹筒のイメージにおいても表面張力という強い力がかかっていてのものなのです。
どうしてそれを思ったかというとこの1週間の自分の生活習慣のことです。
これを思うまでは自分としてはいいようにバランスを取ることができて無理していないと思っていました。
しかしどうも行いとは裏腹に感じるもの、それは体感覚であり心的なものなのでうまく言葉に表せないのですが、そういったものを感じたのでした。