気分やさんの気ままなブログ

【久しぶりに単行本を買ってみた】

 もう1年以上前のことなのが驚きですが、過去にも投稿しましたがアニメ「宝石の国」が好きです。それで去年は企画展を見に新潟にも行きました。それからマンガの方は今も続いていてアニメの話の先を進んでいるのですが、たまたま立ち読みしてみたところ話が予想しない方向に進んでいました。

 

 それで、アニメから話がどう進んでいるのかが気になったということもあって単行本を買い始めたのでした。僕が単行本を買ったことがあるのは『最強!都立あおい坂高校野球部』と『金色のガッシュ!!』の文庫版の最終巻しかなく、しかもどちらとも引っ越しの時に手放してしまいました。

 

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 ということで久しぶりに単行本を買ったのですが、正直なところストーリーが知りたかっただけで、それ以外はそれほど楽しみにしていませんでした。なぜなら、アニメでの3DCGを使った映像表現がこの上ないもので、色と動きのついた完璧な映像があっての宝石の国というレベルの高い題材を表現できたものだと思っていたからです。それが単行本となればコマ絵の白黒の描写でしか表現できないから宝石というものを扱いきれないだろうと思っていたのでした。

 

 しかし、買って驚いたのはもっと別のところにありました。マンガを読み進めていると、ところどころではありながらも、明らかにキャラクターのセリフの口調がアニメと違っているところがあるのです。一言一句覚えているわけではありませんが、それでもアニメのあの感じで読み進めているといきなりズレるところがあるのです。原作が先にあってアニメが作られたので原作のキャラクターが踏襲されているはずなのですがズレがあるというところに、原作者市川春子先生がアニメを作った際のこだわりが感じられました。先に原作を見てからアニメに入るとイメージしていた声と違う、なんてことがありもしますが、それとはまた違った、そしていい意味でアニメとは違っていると思えました。

 

 ですので、アニメを見て単行本に手を出したのですが、またアニメを、今度は単行本を片手に見比べてみたいなと思っています。