【連続投稿13日目 1534投稿目】
【作成日時:4/2 16:37~17:39、62分 】
先週と先々週に1回ずつ個別でインタビューゲームをやりました。
それぞれオンラインと対面と、やり方は違いましたがどちらも味わい深いインタビューゲームになりました。
対面の方については感想も書いてもらいましたし、オンラインの方もメッセージで簡単に感想を送ってくれたので紹介しようと思います。
・いつも思うのだが、相手に対して、面接だったり、面談だったり、尋問だったりの意識で臨んでしまってそれがくせとして出てきてしまった。特に相手に対して時系列で履歴書を作ったり、調書を書いたりする場面のようになってしまって、自分自身か、相手との融合によって、交って、それを楽しむようなインタビューになってなかったりすることに気づいた。
やりたいのは、もっと1つのことを掘り下げて、聞いてみたいと心から思った。(Kさん)
・いまふと思ったことですが、私は相手に正確にわかってもらうことをあんまり期待してないなと思いました。「正確ってなんだ?」ということもありますが、ちゃんとわかって欲しいとこだわってたのは昔の話で、自分の思った通りには理解されないものなんだなという経験を積み重ねてあんまりそれを期待しなくなりましたね。
ただ期待しない反面、自分のことを知ってもらおうとか、相手のことを細々知りたいという気持ちもとても薄くなって、これってどうなんだろう?とも思っています。(Yさん)
それでは、お二方それぞれのインタビューゲームで強く印象に残ったことを振り返ろうと思います。
タイトルの決まり方
インタビューゲームのルール説明の用紙は自分で作成していますが、もともとは平井雷太さんが考案されたものになります。
そのようなこともあって、基本的には寺子屋塾の井上先生が作られているインタビューゲームのルールと同じ説明にしています。
しかしその当時から1つ腑に落ちなかった説明がありました。
それが他己紹介文の書き方についての
インパクトのあったフレーズやキーワードなどをもとにタイトルをつけます。
というタイトルのつけ方に関しての説明です。
確かに相手から聞いた言葉からタイトルにすることもあるのですが、どちらかというと相手の言葉ではないことをタイトルにしていることの方が多いような気がしています。
インタビューゲームのルールというのは「守らなければならないもの」なので捉われる必要はないのですが、相手の言葉から選ぶということになっていたのにしっくり来ていませんでした。
しかし今回は相手の言葉から選ぶつもりだったわけではなかったのですが、結果として相手の言葉をタイトルに使っていたのでした。
相手の言葉をタイトルにした、のではなく、相手の言葉がタイトルになっていた、のです。
タイトルはそのように決まるということが伝えたいのだと思ってみると、上の説明の理解ができた感じがしました。
もしかすると
インパクトのあったフレーズやキーワードなどをもとにタイトルがつきます。
ということなのかもしれないなと思いました。
誰に対して他己紹介文を書いているか
他己紹介文を書く時に意識していることやこだわっていることの話になりました。
相手の人はインタビュー相手へのエールとして書いていると言われていました。
そこまでであれば、僕も一時期は相手の人に伝えたいことや気づいてもらいたいことを含めて書いていた時のことのようだと思ったので共感する部分がありました。
ですが相手の人は、他己紹介文は相手の人に伝わるものであればいいと、自分と相手とは別の第3者に対してではなく相手の人に対して書いているのでした。
僕はこれまで他己紹介文を相手か第3者に対して伝えるものかという観点はもっていませんでした。
実際には全くないわけではないかもしれません。
というのは、「相手になりきったつもりで書く自己紹介文」ですから自己紹介となると自分のことを知らない人にすること、ということは無意識下で考えていたことかもしれません。
そうであれば相手の人が知らない人への自己紹介、それは僕からすれば第3者ということになるのでしょうが、それをはっきり意識していたわけではありません。
ただこの振り返りが出て、確かに相手に伝わるように書くか第3者に伝わるように書くかでは言葉の選び方が変わるだろうと思いました。
楽しいからインタビューゲームをやり続けている
他己紹介文で相手にどのようにまとめてほしかったという振り返りが出てきたからこそ初めて思ったことになります。
僕は何年前にやった〇回目から相手にこうまとめてほしかったとか、逆に自分の話が相手に正しく伝えられなかったと自分を責めることがなくなりました。
むしろ今回の話し方では相手にこう伝わったのだな、この部分が印象に残ったんだな、と思うようになりました。
おそらくですが、今でもずっと相手に期待していたり自分を責めていたりしていたらきっとここまでインタビューゲームを続けてはいなかったのではないかと思いました。
だって44回毎回期待どおりにならなかったり自分を責めたりしていたら病むでしょう(笑)
だからこれまで44回のインタビューゲームを楽しく続けることができているのだと思います。
こちらはリアルでやったKさんとの振り返りのふせんになります。
ということで今回の2回はどちらも今までにはない観点からインタビューゲームを見つめることとなりました。
個別でのインタビューゲームはいつでもお受けしていますので、やってみたい人はお声がけください。
それと、久しぶりにインタビューゲーム会をやろうかと思っています。
まだ日程は決まっていませんが6月の土日のどこかで寺子屋塾で開催する予定です。
可能であれば参加希望者に日程を合わせられたらとも思っていますので、こちらももし気になる人はご連絡ください。
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今後のイベント予定