先週の金曜日にテレビでやっていた特別編集版『ヴァイオレットエヴァーガーデン』の録画を見ました。
といってもまだ最初の方、アニメでいうと3話の養成学校に通う話までになります。
それなので全部見てから改めて感想を書こうと思ってもいます。
けれど3話の部分まででも十分見ごたえがありました。
特別編集版であると聞いた時には削られて醍醐味が損なわれてしまっていないか心配していました。確かにテンポ感は早く感じたのですが、しかし見てみたら心を揺さぶられました。
だからこそ思ったし見た人に言いたいのは、アニメを見たことがなかったらぜひアニメ本編を見てほしいです!
特別編集版でも満足してしまうほどかもしれませんが、アニメ本編はこれ以上です!
それと改めて見てみてこの3話の部分で印象に残ったのがヴァイオレットが学校を卒業する場面の先生から言われたことです。
良きドールとは、人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくいあげる者。
※ドール:依頼者の手紙をタイプライターで代筆する人
ここで奥深いなと思ったのが、この物語を作り上げたのは現代ではあるものの時代背景は戦争が減ってきてはいるがまだ残っている地域もある時代。
街灯も火を灯しているので時代背景としては1900年前後かと思うのですね。
その時代に表面上の言葉から心を読み解くということを言われているわけですが、それって今でも大切にされ続けていることじゃないですか。
それがフィクションながらもこの時代に言われても受け入れられるということは、裏を返すとどんなに社会が発達して時代が移ろうが大切なことは変わらないことだと思いました。
これからの未来、どんどん発達していこうが、おそらく前提が不変な限り、コミュニケーションの大切さは変わらないのでしょう。