ツイッターのトレンドに声優の高木渉さんが入っていたので何事かと思ったらドラマ「私の家政夫ナギサさん」に出演してたんですね。
先日も声優の宮野真守さんが「半沢直樹」に出演していて声優好き界隈が盛り上がっていたのが記憶に新しいです。
そういった、声優が俳優業に流れていることが立て続けにあると声優と俳優の境界がなくなってきたと感じている人もいるかもしれません。
しかし、声優という業界を遡ると実はあながち不思議でないことだったりするのです。
というのは、4、50年ぐらい前はというと演劇・俳優を中心に活動していた人が声のみの表現の世界に入りこんできた人がけっこういるのです。
高木渉さんもその1人かと思ったのですが、高木さんは劇団に入ることを目指している途中で演劇のための一環として声優の勉強をしたことからだそうです。
そう考えると、声優が俳優業に進出し始めたというよりは、昔に俳優業から声優業に流れ込んでから境界ができてきていたのが再びなくなり始めて元々の様相になろうとしているとも言えるかもしれません。
ちなみにこういう話はニコニコ生放送で声優の森久保祥太郎さんがやっている番組「TALKING STAND MORINOTH」で、上の世代の声優さんがゲストでよく来るのでされています。
その森久保さんも最初は劇団所属でしたからね。