販売の接客をしている中で稀にですが外国人が来ることがあります。割合で言えば0に近い、数字にならないようなレベルです。
それでもこの3週間の間で4、5人は出会ったと思います。
学校では英語がそれなりにはできていましたし、相手の言いたいことは分かり伝えるのもかろうじて言葉にすることはできます。
しかしそれでも上手くいかないのは海外の人たちに合わせた接客ができていないからでしょう。
海外に旅行すると、観光客と気づかれると「Hey!」って声かけられるじゃないですか?そういう接客のバイブルである丁寧さを脱した何かです。
日本人or外国人と区別するのは適切ではありませんが、やはり民族性として日本人とは異なる部分があることを感じます。
聞かれたことを言語化して伝えても最後にはお店を出られてしまうのは、コミュニケーションとして成立しきっていないからでしょう。
コミュニケーションとは、言語を媒介とした上で、表情や気持ちの起伏、動作などあらゆることを総合して生み出されているものです。
そして言語1つでも「いいと思いますよ」「いいのではないですか~」「すてきですね」「すてきです!」「お似合いです」「似合ってますよ」、すべて試着された時に使える言葉ですが相手への受け取られ方は微々たることながら異なってきます。
この言語の幅を英語では出せていないところ、どうエモーショナルに話すかがつかめていないのです。
今でこそ思うのは、前提として単語や文法を覚えることも大切ですが、会話で実用するためのことも学んでおいたらよかったなと思いました。
今はまだそれよりも優先しなければならないことがありますが、余裕ができてきたら海外の人とのコミュニケーションの取り方も学びたいですね。