気分やさんの気ままなブログ

【学習支援している時ながら】

 中学生の学習支援をしている児童館でのこと。学校の講師をしていながら学習支援をやっている身ですが児童館では学校で働いているように振る舞ってはいません。それは簡単な理由ですが、児童館に来ている子が求めている人物像としては気軽に親身に話し相手になってくれる人だろうからです。なので「毅然とした人」ではいません。学校と児童館ではキャラクターを分けています。

 そんな風でいる児童館でとある子どもからある相談を受けたのでした。それは自分の学級になじめていないという話でした。今までも多少は話してくれたのですが、今日は学校に入りたての頃から今の状態への移ろいまで話してくれました。もちろん話を聞いてアドバイスもしました。その子は僕が学校で働いていることは知っているのですが、一人の生徒が学級で困っているのだと教師としてそれを考え向き合いもしましたが何よりも話してくれた、「よく言ってくれた!」という気持ちを大切にして打ち明けてくれた今の状態を尊重して児童館の人らしく受け止めていました。しかし、一通り聞き終わった後に言ってくれたという思い以上にもどかしさを感じたのでした。なぜなら、実際に働き出したら忙しさとかで余裕がなくなりこれほどしっかりと向き合えないかもしれないですが、少なくとも今の状態の自分ならこれほどにも余裕もあるのにアドバイスしかできず学校には直接関与できず自分は行動できないからです。今すぐにでもどうにかしてあげたいのに!

 

 そういったことがあってやはり教師になりたいなと改めて思いました。