気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その20-初心とその瞬間を大切に】

 毎日ひたすら進めているらくだプリントですが、今は正負の四則混合に入っていてもう少しで次の単元に進めそうなところです。以前の投稿では書くという数学とは直接は違うところでの上手くいかなかったことについてでした。しかし今回は数学に直接関係ある部分で引っかかったのでした。

 いつもやり終わった後に解いた問題を振り返って「ここはこうやって計算するやり方もあるな」などと考えています。そして翌日2回目にやる時やそれ以降のプリントでもいい解き方はないかと考えるようになったのでした。

 しかしそうやっていたら歯車が狂っていったのです。ミスが多くなったり時間も振るわなかったり、そして何より1問1問解いた時の味が悪いのです。味が悪いというのは爽快感を感じずむしろ心残りができてしまうのです。工夫して計算したら爽快感がより得られるはずなのに。心残りができてしまうので次の問題に心が切り替わりきらずそれが溜まっていき1枚終わった時にとても後味が悪くなってしまったのです。そういう状態が、今振り返れば1週間近く続いていたのです。

 さて、この状態をどうやって切り抜けたか?それはとても単純なことでした。1つは初心に立ち返ったのでした。このらくだプリントをやり始めた理由の1つに「問題を解くことを含めてもっと数学というものに対して研ぎ澄ましたい」ということがありました。だからこそ先ほどのように毎回振り返りもしているわけです。それで今の状態はというと、確かに研ぎ澄まして工夫することを心がけてはいますが結果的にそれ以上の心残りができて数学自体に向き合えていないのです。これは本末転倒になっていると気づいたのです。

 もう1つは、それを受けてでもありますが、その時、リアルタイムでの自然体を大切にしようということです。確かにやった後に振り返った時にはその工夫したやり方が見えました。でも次やる時には日にちも変わり自分の状態も変わっているのです。前日よりもさえないことだってあります。だから前にやったこと・考えたことは置いておき今の最善、というより軽くできるのはどうやってかを優先するのです。それは、暗算しきれなかったり覚えきれなくなりそうになったら途中式を書く、王道なやり方でなくても思いついたままに途中式を書く、というように自分に素直になることでもあると思います。こういったことを心がけて今は調子を取り戻せています。

 この話に関連してもう1つエピソードがあります。こういったことを心がけて調子が上向いてきた頃に電車の中でプリントをやることにしました。それがとても環境が悪く非常に揺れるのです。それは字を書くのに支障が出るほどです。ですがリアルタイム、この状態を受け入れてその上でのできる限りでやろうと心に決めました。そうしてやったら、前回の時より時間はかかってしまったもののやっている時は、字が思い通りに書けなくても心にストレスを抱くことなくできたのでした。しかし、まあ、その日の2枚目はさすがにやろうとはならず今後も電車の中でやることはないでしょう(笑)