少し前に映画『岬のマヨイガ』を見てきました。脚本に吉田玲子さんの名前を見たら見ないわけにはいかなくなりました。
(代表作:デジモンシリーズ、けいおん!、たまこまーけっと、ヴァイオレットエヴァーガーデン、猫の恩返し、聲の形など)
監督は別の方で川面真也さんでしたがどことなく吉田玲子さんらしいファンタジーな世界が繰り広げられていました。
シリアスな場面もあるのですがその部分もうまく、全体的にやわらかい印象を受けました。
というかこの2人、「のんのんびより」で一緒になっているのか、描写の自然の風景が強く印象にあったけどこれで合点がいったわ。
また、この作品の舞台となっている場所は岩手県で、特に大槌町がモデルとなっているようでクレジットに多く出てきました。
僕も5年半前に岩手県に行きましたが、うまく言葉にできないのですが、あの雰囲気がそのまま演出されていると感じて、懐かしさも相まって見ていてしみじみした思いになりました。
物語の切り出しが震災に遭うところからスタートするのですが、ちょうど10年経ったこのタイミングでの作品になっています。