気分やさんの気ままなブログ

【コロナウイルスの感染者が一部減少した状況から考える】

 新型コロナウイルスの感染状況、首都圏は依然として多いようですがここ愛知県を含め減少している地域があらわれはじめました。

 

 ですが僕としては疑問があり、ここまで減少させられた要因が不可解なのです。

一番最初に浮かぶのがワクチン接種ですが、確かに始まりましたが接種率と減少率がかけ離れています。

それに接種した人は高齢者と、それから定められた職業の人、基礎疾患のある人です。
一方感染の分布としては高齢者に限らず若者も感染しています。

例えば医療従事者がこれまでに発症していないながら実は感染していて知らずのうちに二次・三次感染が起きていたとすればまだ説明がつきますが・・・。

次に思い浮かぶのが緊急事態宣言などの措置による規制によってということです。

が、都市部に出勤しているので光景を見ていますが減少率と密集度が見合っているいるかというと・・・、って感じです。

あと考えられるのは季節が夏になって暑くなったことでウイルスが脆弱になったということで、これならまだ相関のある可能性があるかもしれないですね。可能性ですが。

 

 このように減少した地域もあるがその要因はいまいち不明という状況の上で今後のことを考えてみました。

僕なりに思うのはここからの1か月が大きなターニングポイントになるのではということです。

感染が抑えられている地域と拡大している地域が顕著に大きく分かれています。

一方で頭に浮かんだのが生物学者福岡伸一さんの「動的平衡」です。

寺子屋塾で少し聞いたことがあるだけなのでとらえ方が合っているかは定かではありません。

ただ、平衡状態を保とうとするために常に変化し続けること、また、急激な変化には相応の反動が起きうることだと思います。

分かりやすい話、首都圏ではまだ感染率が高いからということで感染率が低い地域への移動を考える人が少なからず生じるのではと思います。

そうなれば、変異種の点からも、低かった地域の感染率がまた上がることは考えるに易いです。

 

 別に移動を抑えてほしいという他人への訴えがしたいわけではありません。(というより行動の意思決定は個人の問題であるがゆえに無意味なので)

ただ、大局的に見るとこの状況変化の上で人がどのように行動変化が起きるかが肝心な部分なのだと思います。