気分やさんの気ままなブログ

【グラレコってみた!】

 2週間前のことになりますが、「グラレコれんしゅう会」というものに参加してきました。「グラレコ」とはグラフィックレコーディングの略称です。

これがどのように役立たせられるかというのは人それぞれでしょうが、例えば会議の様子をかき起こして話し合いを促進させる(ファシグラ=ファシリテーショングラフィック)などです。

ただ、グラレコはというと直訳は「画に記録すること」というようにとにかく言葉の情報を見える化させることを狙いとしています。

 

 2時間行なったのですが、やったことをざっくり羅列すると、

・コップを描く

・童謡を描き起こす(うたのまち・おもいでのアルバム)

・旅行計画の話し合いを描き起こす

ということをやりました。

 

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 最初にあいさつ代わりのワークでコップを描きました。コップ自体はガラス製で金の筋が入っただけのシンプルなものでした。ただこのワークはデッサンではない上に時間も長く、他の人も使えそうな用途やサイズなども描きました。

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 次に童謡を流して、聴きながら曲の内容を描き起こしました。聴きながらなので先ほどのコップのグラレコに対して動的な情報を扱うことになりました。1曲目の「うたのまち」は聴いたこともない歌だったので2回聴いてもてんやわんやでした(笑)

それに対して2曲目の「おもいでのアルバム」は聴いたことがある曲だったのでうたのまちよりは落ち着いてできました。

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そして最後の旅行計画は3人が話し合っている内容を残りの4人がそれぞれ描き起こしていきました。終わってから思ったのですが、まとめることが難しい!

 

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 やってみての感想が上の写真の4つのことです。

童謡や旅行計画の時に特に思ったことですが、始まる前から事前に予測してどうまとめるかのレイアウト・構図まで、考えられることは考えておくようにしたいです。

ただ、事前に考えるのは限度があるので即興的にも対応する必要もあると感じました。

それから、ペンの物理的な使い方もですが描くものに合ったペンを見つけることや、ペンの筆運びという意味での使い方も身につけたいです。いつもの描き方の、その時の状態で描くことを優先して決まった描き方がないのが仇となりました。

そして、時間があった時に、ただ描けるものが出てくるまで待つか、それとも今までのことを振り返ったりして描き加えるかが出来に大きく影響すると思いました。実はこれは昨日投稿した経営ゲームの経験と結びついたことだったりします。

それもあって、写真右下の「パーキングロット」と呼ばれるものはこれを書く時間が余ったため書き加えたのでした。

 

 

 最初は、絵を描くことが黒歴史を作ってしまうほどとにかく苦手で極力描きたくなくて不安しかなかったのですが、やってみて描き方を知りたいという気持ちになりました。上手下手ということはそれほど気にならなくなりました。

 

 ちなみに1回やっただけでも表れた効果で、その後の授業でノートのおすすめの使い方の説明をするのに絵を描くという選択肢が自然と生まれました。

ゆくゆくは数学の文章題を解くにあたって活用できたらと思っています。