気分やさんの気ままなブログ

【話し手と聞き手のバランス】

 インタビューゲームの振り返りも折り返しに入りました!4回目のインタビューゲームの振り返りになります。

 

 さて、前回は最高だったと手ごたえを感じれたインタビューゲーム。じゃあ今回はどうだったか?なんと前回に比べて真反対な今までで一番うまくインタビューができなかったものとなったのです(笑) 今回の話は前回の話を受けているので、もしまだ昨日の投稿を読んでいない方は今日の投稿を読む前に昨日の読んでみるといいと思います。

 

 今回は相手の人のことをあらかじめある程度知っていて「このことについて聞いてみよう!」と考えていた上でやったのです。しかし、それこそが上手くいかなかった一番の原因だったと思いました。質問しているうちにどこか苦しさを感じたのです。以前に「聞き手話し手のバランス」ということを書きましたが要するにそのバランスが崩れてしまっていたのでしょう。このゲームは一番最初に「何を聞いてもいい」という“聞き手”のルールがあり、その次に「話したくないことは話さなくていい」「聞かれなくても話していい」という“話し手”のルールがあります。日常の会話では聞く人をおいてきぼりにするほど自分勝手に話していることがよくあるということに気づくために、このゲームは「聞き手が主導」となっていて、バランスを補うように話し手の2つのルールが存在しているといえるのです。しかしこれらのルールだけでバランスが均衡になっているかというとまだ話し手の方が強いのです。なぜならそれでもやはり「聞き手が主導」だからです。それなのに聞きたいことを聞いてしまったので上手くいかなかったことにつながってしまったように感じました。

 じゃあどうすればこのバランスを均衡にさせられるのか?答えは実は簡単です。主導権を話し手に“譲れば”いいのです!簡単に言えば相手が話したいことを自由に話せるような質問すればいいのです。自分が聞き手の時はよくなかったのですが、その一方で相手が聞き手の時、相手がインタビューゲームを終えてからとても質問で引き出せられたと言っていたのです。しかもどのように引き出すことができたのかというと、前回の自分が上手く相手にインタビューできた時のように話の核が分かったと言っていました。また話し手であった自分もとても心地よく話すことができていたのです。話の核が必ずしも見つけられるというわけではないでしょうが、相手が話したいことを話せる空気にした方がより深い話が出てくるということではないでしょうか。

 

 つまりは日常においても話す人は聞く人に聞いてほしいんだけどと譲って、聞く人も話す人に好きに話していいよと譲ってと譲り合いがいいってことなんじゃないかな、と今では思っています。