インタビューゲームをこれまで28人とやってきましたが、それは目の前に向かい合っての対面でのものでした。
それが、今の状況ではできない形となってしまいました。
ですが昨日、初めてインタビューゲームをオンラインでやりました。
自分から誘ったのではなく誘われてのものだったので、誘われなければやることはなかったでしょう。
あ、そもそもインタビューゲームってなんだと思われた方はこちらをどうぞ!
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
相手の人は以前にオンラインでインタビューゲームをやったことがある方だったのですが、自分は初めてだったので感想はオンラインに関することが多かったです。
○「今日、何か話したいことありますか?」
自分が聞き手だった時のことです。最初はこちらから質問していてその返しに続く質問を途中までしていました。
ですが、どうも話の進みがぎこちないというか勢いに乗ってこないし先も載りそうな気配を感じませんでした。
そこで投げたことが「今日、何か話したいことありますか?」でした。
今まで話題転換を狙いとしてこれを投げたことはおそらくないですし、されたこともたぶんありません。
しかし、まわりでやっていた人が使っていたことがあったのは記憶にありました。
約半分の時間が経った時のことでしたが、結果としてそこからの内容で相手の紹介文で書くことになったのでした。
○空間的共通性
振り返りの時に相手の人から話があがったことで「価値観をもっと深く掘り下げたかった」ということがありました。
回を重ねた僕でもそれは非常に難しく、「きた!」と思える感覚があったのは片手で数えるほどです。
そしてそれは対面よりオンラインの方が難しいことだと思ったのです。
その「きた!」となった時はいつも僕だけでなく相手の人も感情が湧き上がっていました。
それはお互いに同じ環境の同じ場所にいて、気持ちが相互作用で相乗的に高まり合うのです。
それがオンラインだと、環境音はマイクに乗らない、乗ったとしてもそれは本来自然のものが編集されて機械的なものになってしまいます。空間も異なります。
発言もオンラインの特性か、かち合うことを避けるように重なることがあまりありません。対面だと特に共感する時とか重なることがあるはずです。
オンラインの是非が語られる時の要素の一つがまさにこのことではないでしょうか。
○オンラインでもKJ法
インタビューゲームが終わった後に振り返りを毎回しますが、ふせんに思ったことを書く「KJ法」でこれまでやってきました。
しかしオンラインということでどうしようか、口でやるしかないかとやる前に思ったのですが、そんな時にできそうなものを見つけました。
それが「miro」というふせん機能がついているホワイトボードツールです。
調べてみたことはあったのですが、インタビューゲームをやる1時間前にアカウント登録、操作確認と行きあたりばったりの試みでした。
ですがやってみたところ、リアルでやることには劣るもののちゃんといつもと同様にやることができました。
使い方の説明も15分あればできます。
(こっちが途中でフリーズするというトラブルはありましたが。でもそれは7年以上使っているノートパソコンなのでね。Zoom+miroで限界かどうかって感じでした。)
相手の人にも事前にアカウントを登録してもらわないといけないという手間はありますが、miro自体で同時に編集して共有できます。
miroはこちら→ https://miro.com/app/dashboard/
今回はオンラインという初めての試みでしたが対面と同じことがやれるということが分かった29人目のインタビューゲームでした。
ということで、出歩けなくて何かしたいことを探している人、遠く離れた場所にいる方も、もしよければオンラインでもインタビューゲームをやってみたい人がいたらどうぞ!