通りかかった公園でのこと。遊びに来ていた親子が会話していたのですが、子どもが公園にあった倉庫に乗っていました。気に留まったのはそんな子どもの次の一言でした。
「先生いないしいいんじゃない?」
終始聞いていたわけではないですが、その倉庫に上ったことを親が心配したことに対してだったと思います。
この一言が頭の中で繰り返し再生されましたが、考えれば考えるほどツッコミどころが出てくるのです。
確かに、先生がいる・いないで行動の良い悪いが振れるのもおかしいことです。だってそれはつまり「先生いない“から怒られない”しいいんじゃない」ってことですもんね。
ということは、先生の前ではお利口さんするものだという考えになってしまっているってことですよね。
学校で仕事することを辞めた今なのでもう堂々と言えますが、学校というところに毒されているなぁと思うわけです。
っていうところもツッコミどころの1つなんですがそれ以上に思ったのは、そんなふうに思っているような人に「先生」という言葉をあてていることです。
その子、見るからに小学校低学年なので「先生」以外の言葉をあてるのもどうかという話ですしまだ純粋ですからおかしいということではありませんが。
ですが、「先生」という言葉がもつ本来の意味からは明らかにそれているよな~、そう思ったわけです。
この話に落ちも終着点もないですが、そんなことを思ったひとときのことでした。