気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その34ー空間認識能力は書き方にも】

 日々コツコツと続けている数学のプリント「らくだプリント」ですが、少し前に分数式というところをやっていました。

 

 分数式をやっている時に、合っているかどうかではなく別のことが気になったのです。それは、分数式の横線をどれだけ長さを取るか、それから、分母分子の長くなる方に対してもう片方のものをどのあたりに書くか、ということです。つまりは分数の線・分母・分子を書く時のバランスの取り方が気になったのでした。昔からずっとバランスが上手く取ることができていなかったのです。バランスよくというのは、分数の線の長さを見積もれることや分母・分子の中央がそろっていることです。

 

   3x+1

       ←(うまく書けなかったけど)みたいな 

 (x-1)(x-2)(x-3)

 

 このことに気づいた時に原因として頭をよぎったのが空間認識能力ではないかと思ったのでした。数学で図形の問題を解く上で関係する能力ですが、僕自身この力がないこともあって、正直なことを言えば図形の問題を解くことに関しては子どもたちの力に毛が生えた程度だと思っています。僕よりできる子もぼちぼちいると思います(笑) 空間認識能力がないことが長い分数式をバランスよく書けないことにも関係しているように思えます。プリントをやっていたある時ですが、目が近くて1点を見ている感じで力が入っていると取り組んでいる時の様子のことを言われたのでした。それを思い出して姿勢の悪さも空間認識能力と関係しているのではないかとも思いました。

 

 ただ、プリントに取り組んでみて気づいたことは、バランスが悪くなった時は分母分子のうち長い式になる方のことよりも短い式になる方のことを先に考えているということでした。例えばですが、計算する部分が分子にあって分子の方が長い時には計算をすると短くなるので分母の方が長くなるのですが、その時に分母のことを完全に置き去りにしてしまうのです。逆にこの時に分母のことが意識にあればたいていバランスよく書けたのでした。

 

 これだけがバランスよく書けなかった理由というわけでもないですが、合っているかどうかの他にもバランスよく書くために、問題を解く上で考えることがもう1つ増えたのでした。ただ、もしかしたらこの先、考えなくてもよくなるほどに慣れることや自分の中での変化があるような気もしています。