【連続投稿33日目 2072投稿目】
【作成日時:9/29 23:54~24:25、31分】

井上陽水の曲「少年時代」は誰もが知っている曲でしょう。
音楽のことにそれほど詳しくない僕でも、小学校の頃の歌集に載っていて歌った曲なので知っています。
この「少年時代」のことで今になって初めて知ったことがありました。
それはこの曲の歌詞に出てくる「風アザミ」「宵かがり」が実際にある言葉ではなく井上陽水による造語だったということです。
考えてもみなかったということもありますが、それは違和感が全くなかったからでもあるわけで、だからこそ造語だということにとても驚いたのでした。
井上陽水は「風あざみ」という言葉について、「オニアザミ」という言葉(※植物)があるならそれもありそうだということで、さらに辞書に載っていない言葉を歌詞にしたら罰則があるということで歌詞に採用しているようです。
このようなことを知ってこのような言葉が使われている曲が20年以上前からある種の「正しさ」を導きがちな学校で歌う曲に入っていることが面白可笑しく思えてきました(笑)
それにしても「風あざみ」「宵かがり」両方の言葉とも違和感がないだけあって使われ方がとてもうまいと思いました。
どちらとも1番、2番それぞれの冒頭の部分で
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夏まつり 宵かがり
胸のたかなりに あわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様
となっています。
前後の歌詞の内容にちゃんとそれらしい感じの言葉なんですよね。
加えて語感といいますか、どちらも五音で短歌や俳句のようにリズミカルであり、その前後もほぼ五音・七音で全体的に曲の刻みがあるます。
そして、ここまではたまたまかもしれませんが、
なつ「が」す「ぎ」 かぜ「あ」ざ「み」 だれのあこ「が」れ「に」
なつ「ま」つ「り」 よい「か」が「り」 むねのたか「な」り「に」
と同じところに来ている「」の部分のアイウエオの音まで一致してもいます。
カモフラージュというと語弊がありますが、やはりうまく溶け込んでいると思うのです。
言葉に対する考え方、歌への溶け込み方の両方を合わせておもしろい歌詞・楽曲だなと思いました。
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