【連続投稿21日目 2060投稿目】
【作成日時:9/16 17:35~18:20、18:55~19:22、72分】
【らくだプリント 高-111~112】
三角比の方程式に入りました。
101番でも度数法での三角比の方程式はあったのですが、それほどしっかりと扱われたわけではありませんでした。
今回はしっかりと三角比の方程式を解くというプリントとなっています。
そして
といったようにsin・cos・tanについている角度にあたる部分が単純にxとなっているわけではないものも出てきています。
それによって最初に与えられたxの条件を問題に合わせて捉え直す必要も出てきます。
一番上の問題は-π<x<πとなっているわけですが、問題では”2x”ということになっているので-2π<2x<2πとみなして考えることになります。
この場合でいうと簡単にいえば、もともとは1周分の角の範囲で考えるものだったのが2周分で考えるということになりました。
すると解の個数も多くなるのです。
このように問題に合わせて範囲を捉え直すとこんがらがってくることもあるものです。
3つ目の場合なんかはまさに起こりやすいでしょう。
そういったような時に安心できるポイントとなるのが解の個数がおかしくないかどうかにあると思うのです。
分かりやすく1周分の範囲 0 ≦ x<2πにおけるsin x とsin 2x とsin(2x+π/3)の3つを考えてみようと思います。

まずsin x というものについてですが、グラフを通して考えてみると一目瞭然ですが、 0 ≦ x<2πにおいて値が±1の時は1点だけ、それ以外のところではいずれにしても上がって下がって(あるいは下がって上がって)ということで2点あることになります。
(2πは範囲に含まれないので0となる時もxが0とπの2点のみです)
次にsin 2x を考えてみます。
上の問題の解き方としては範囲の捉え方を変えましたが、問題の本質としては範囲が変わるわけではなくsin 2x というグラフが与えられた値を取るのはどこかという話です。
そして”2x”となることでグラフがどのように変わるかというと周期が縮まることになります。
sin x では0から2πで1周となっていたのに対して、sin 2x では0からπで1周となり2πまでにはさらに1周して2周となります。
すると2周したということでsin 2x の解の個数もsin x と比べて2倍となるわけです。
このことが分かると、たとえばsin 2x の解の個数がsin x の場合の個数と変わらなかったとなれば何かを見落としていると思えるわけです。
さらに細かいことをいうと、解と解の距離も規則的です。
sin 2x =1/2 という方程式の解は順にx=(1/12)π、(5/12)π、(13/12)π、(17/12)πの4つとなります。
このうち(1/12)πと(13/12)π、(5/12)πと(17/12)πはそれぞれ、円をぐるぐると2周したものなので値こそちがうものの位置としては同じです。
そしてそれが1/12から13/12、5/12から17/12と1足したものという関係になっています。
これほどのことが分かると、1周分を見つけてしまえば芋づる式に2周目分を導き出せるわけです。
そして3つ目のsin(2x+π/3)については、これはsin 2x が横にスライドしただけなので解の個数自体はsin 2x と同じなのです。
言葉で説明すると長くなってしまいましたが、これは実際に繰り返し解いてみるといつの日か感覚的に分かってくるようなことでしょう。
それをこうして気づくことで、ややこしいことでも規則性があると気づくとミスを減らすことができるようになっていくものです。
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今後のイベント予定
9/27(土)13:30~17:30 インタビューゲーム会 @寺子屋塾
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