【連続投稿10日目 2037投稿目】
【作成日時:8/24 24:56~25:44、48分】
昨日の投稿の続きの話になります。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com

通信制高校のスクーリングの実用数学という科目で黄金比や白銀比を扱いました。
黄金比、白銀比とはそれぞれ特定の比であり、その比になっていると美しいといわれています。
最初に



という、3種類の形の四角形を見せました。
そしてこの3つの中で最も”美しい”と思った四角形を1人1つ選んで手を挙げてもらいました。
実は1つ目の四角形は縦も横も長さが同じ長方形、つまり正方形、2つ目は1:√2の長さの比となっている白銀比の長方形、3つ目は1:(1+√5)/ 2というと長さの日になっている黄金比の長方形です。
ちなみにこのような調査は実際にされたことがあります。
実際にはもっと多くの形の長方形が選択肢となっていました。
1900年前後に2回、2010年以降には日本人の研究者が調査・統計して書いた論文もありました。
下のリンクは2013年の世界と日本の結果を比較した論文のPDFになっていますので、よければダウンロードしてご覧ください。
この論文を書いた人の本『デザインのための数学』を持っていますが、この本をきっかけに知りました。

白銀比は日本人になじみがあるといわれたりしますが、先ほど紹介した論文の統計上だと実際のところは正方形の方が好まれているような結果となっています。
西洋人は黄金比を好むのに対して、日本人は黄金比よりも白銀比を好む人が多い、だが正方形を好む人が圧倒的に多いという結果が見られます。
おもしろいことに今回2つの学校で聞いてみたのですが、1つ目の学校では正方形2人、白銀比1人、黄金比9人となり、2つ目の学校では正方形3人、白銀比6人、黄金比8人となりました。
人数も多くないのでデータの信頼性としては低いですが、2校とも黄金比が多くなり、正方形と白銀比の人数の多さは2校で異なりました。
黄金比の人数割合も異なっています。
論文の日本人の傾向とは大きく異なる上に2校でも違うのでほかの場所でも試したいと思いました。
そしてその後は黄金比と白銀比についての説明や世の中や身の回りでなっているものの紹介をしました。
実際にあるものをそれぞれ挙げますと、
【黄金比となっている例】
・ 五芒星の辺と対角線などの長さの比
・ モナリザの顔の横と縦の長さの比
・ 葛飾北斎の富嶽三十六景
・ ピラミッドの高さと底辺の長さの比
・ 写真の構図・グリッド線
・ AppleやGoogleのロゴを描くにあたって用いた円の直径の比
・ 日本の標準的なサイズの名刺
・ クレジットカード
・ 一部の本のサイズ
【白銀比となっている例】
・ A・B紙のサイズ
・ 法隆寺の五重塔の屋根の比
・ 銀閣寺の屋根の比
・ 東京スカイツリーの第二展望台までの高さと全体の高さの比
・ トトロ、ドラえもん、ミッキーマウスなどのキャラクターの横幅と身長の比
・ 生け花の構成
・ 美人角
となります。
授業の出来としては、2校で反応が異なり、思ったよりよかった部分もあれば今ひとつだった部分もあって、また来年にやるとしたらどうしようかという感じです。
ですが個人的にはそれぞれの学校で調査ができてそれぞれで結果が異なるものとなったと知れてうれしかったです。
ほかの場所でも、いろんな人に対して聞いてみたいなと思いました。
それにしても”美しさ”とはどこから来ているものなんでしょうね?
---------------------------
今後のイベント予定
9/7(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾
☆定点観測を一緒に取り組みたい人、随時募集中です(^ ^) 定点観測についてはこちらをどうぞ!