3日前から経営ゲームに関してのことを投稿しています。
【経営ゲームのインストラクター研修!(前編)】 - 気分やさんの気ままなぶろぐ
【経営ゲームのインストラクター研修!(後編)】 - 気分やさんの気ままなぶろぐ
【子ども向けにオンラインで黒猫タロウをはじめ経営ゲームを行います!】 - 気分やさんの気ままなぶろぐ
さて昨日の投稿でも予告したとおり、どうして僕がこの経営ゲームをすばらしい教材と思っていること、ほかの人に体験してもらう機会を作っているのかという話をします。
例えばどうしたら少子高齢化を改善できるかという社会問題を考えてみることにしましょう。
まず少子高齢化という現象をつかむには数字という事実を読み取ることが欠かせないでしょう。
今回は少子高齢化を厳密に考えていきたいわけではないので細かいことは割愛しますが、年代ごとに分けて年代別人口数やその割合、出生率や平均寿命や死亡率を見ることになっていきます。
また少子化と高齢化と課題を分離して年代ごとで見ることがあれば、人数の出入り、つまりは低年齢層と高齢層を照らし合わせることもあります。
そして数字を見ることに加えて、そもそもどんな要素が絡んでいるかも必要です。
原因としてどれだけのことが思い浮かびますか?
考え出してみると、生命の安全という福祉の問題もあれば、生活ができるかという福利厚生、法律、人権、社会の風潮、経済、教育、地域、・・・、とまだまだあることでしょう。
そしてこれらの要素は独立しているかというと、結びつきが何かしらあるということは容易に想像つくでしょう。
つまり構造をつかみ、要素を見つけ出して全体像をとらえ、要素同士がどのように影響しているかを見抜くことでようやく判断することができて手を打つことができるのです。
逆にいえばどこか1つが欠けてしまっては適切な手を打つことはできないのです。
社会問題の1つを例に挙げましたが、このような見方をもつことができるようになるのがこの経営ゲームなのです。
そしてこの見方を身につけるということがすなわち自分自身の生き方を観察してどう生きていくかを考えることにも自然とつながるのです。
これが僕が言葉にしている「人生を経営する」ということです。
会社を経営するゲームから人生の経営の仕方が学べるのです。
ではどうしてそれを1人でも多くの人に提供したいか?
ぶっちゃけ言えば、学びの場を受け持つことでさらに僕が学べるからとかみんなが学ぶことがおもしろいからというエゴもあります(笑)
ですがその人の可能性が眠ったままになっているというのは本当にもったいないことに思うのですよね。
そして人の学びを生み出すすばらしいコンテンツが眠ったままになっていることも同じくらいもったいないと思います。
だから僕は自らやりこんでコンテンツに付加価値を付け続けて、よりいいものを多くの人に提供していきたいと思ってワークショップを開催しています。
ちなみに最初に挙げた少子高齢化という社会問題に関して、自分に関心がある(ない)のはどうしてか、結婚は本当に大切なことなのかみたいな問いも出てきてもおかしくありません。
こういったような問いを出したり深めること、そもそものことを追究していくことは、実はもう1つのものであるインタビューゲームに関係してくるのです。
こういったような経営ゲームとインタビューゲームとの関係の話は今週土曜に開催するインタビューゲーム会で紹介しようと思います。