現在働き始めた塾に入社するため説明を受けた時、会社理念の中に「自分の良心や正義感に従って」という言葉が含まれていました。
それを読んだ時に僕自身の良心・正義感ってなんだという問いが生まれました。
良心って分かりやすい言葉のようでいざ何かと考えてみると言葉にするのが難しいものだとその時感じたものです。
熟考してみた末に見出したのは僕であればそれは「感性」にあたると思いました。
しかし感性を良心ととらえるならばそれは人によって異なるものです。つまりはこの会社理念にいわゆる「正解」はないといえるのではないでしょうか。
しかし世の中というのは正解がないことが大半ではないでしょうか。
正解があるものというのはクイズとかそれこそ学校で勉強するようなことぐらいで。
そういうことを考えていたらふと自分をあらわす言葉が作り出せるような気がしました。
そして見出した言葉が
正解なきこと、正解は自分なり
です。「正解」という言葉を用いることに違和感も多少はあるのですが、それは言葉のあやというものでしょう。
言葉の説明をすると、人の考え方や見方、価値観によって何が正しいか、「正解」が異なることがあります。
それなのに何が正解なのだろうかと考えるのは不毛な問いでしかないのです。
ですから結局自分がそうだと思ったことが正しいことであるのです。
・・・もしかしたらこの言葉を自分本位な勝手な考えと思う人もいるかもしれません。
いえ、あくまでこれは自分の正解なのです。
この言葉が指し示すもう1つのこととして、ほかの人にはほかの人の正解があるわけです。
つまりは僕がこの言葉をもち続けている以上、ほかの人の正解は別にあるということも意識することができます。
自分はこう、だけどほかの人はこうでないかもしれない、そう思えれば自然と必然と相手に歩み寄ることを大切にできるだろうと思っての言葉です。
正解なきこと、正解は自分なり
この言葉を自分の座右の銘としようと思います。