前に予告編として塾での教材研究についての話を書きました。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
一度思ったことをそのまま書き起こしたことで言いたかったことが大きく3つあったことに気づくことができました。
それぞれで十分な内容になると思うので1つずつ書いていこうと思います。
まずは採点の裁量ということについてです。この塾での採点で戸惑ったことの大部分です。
例えばこんなことがありました。
その問題は算数でチェックがついた計算問題の解き直しでした。
ほかの問題は正しく直せていましたが1問だけ惜しくも最後のひと息というところで間違えていました。
その採点は預かっての採点で、生徒は既に帰宅しています。
そのためすぐに言い伝えて直してもらうということができなくどうしようかと悩みほかの講師に相談しました。
そしたら、それぐらいならOKにしていいよ、と言われたのです。
また国語の読解問題では、模範解答に対して文末の言い方が異なったり、言葉が不足している部分がありました。
そういった場合でも大意が合っているため丸でいいということでした。
こういったことに僕が驚くのは僕自身がどういう学習をしたかにあると思います。
小学生から長くやっていた公文式、また今通っている寺子屋塾での直しのルールとして、間違いは正解するまで直すものでした。
それを途中でOKとしてしまうのに違和感を覚えたのです。
また国語の読解問題についても、これは教材の特性もあるので(公文式より解答の自由度が高い)一概にはいえないですが、公文式では文末はこう答えるようにであったり句点は必ずつける、不足している語句はちゃんと加えさせるようにしていました。
この部分をどう適応していこうというのが僕自身の課題の1つではあるのですが、ただこの問題は僕自身だけで完結する話ではないようなものでもある気がしています。