少し前に見かけた算数の問題の話。
よくある問題ですが、カレンダーの問題で、その問題は４月のカレンダーが２週間分ほど書かれていて、日にちと曜日の規則性を見つけて答える問題でした。
カレンダーの問題をはじめとするこのような規則性を見つけ出す問題は事象を観察する力が付くので優れた問題です。
が、次の問題を見た時に愕然としました。
問 ５月１日の曜日を答えなさい。
最初見た時に正気かと思いました。そう、５月１日が何曜日かを考えるためには４月が何日で終わるかを知っている必要があるからです。
まさかと思って問題の文章を見返したのですが４月が何日で終わるかという注意書きは載っていませんでした。
４月が30日で終わることを知っていなければ解けません。
いくら難しい問題であろうと、算数の問題としてふさわしくないと抗議したいぐらいですね。
ちなみに31日までない月の覚え方の１つに「西向く士（サムライ）（２・４・６・９・11）」というものがあります。
それをその子は覚えていて、僕に至ってはその１週間くらい前にちょうど知っていました。
