「評価がいい人は低姿勢だ」という記事を見た。率直な感想は「うーん・・・」って感じでした。
というのもこの記事を読んだところでどうなるんだって思ったからです。
だってこのような内容ってかなり落とし穴があって鵜呑みにする(っていうのも変な表現だと思うが)のは危険だなって思いました。
数学で「必要十分条件」という話がありますが、「評価がいい人」と「低姿勢な人」という要素で考えてみます。
まず「評価がいい人ならば低姿勢な人である」ということについて。これ明らかにおかしくありません?(笑) 自己主張強めの人には評価いい人がいない、わけないじゃないですか。
じゃあ逆の「低姿勢な人ならば評価がいい」はどうでしょうか?一見それっぽそうではあると思います。
ですがあくまで低姿勢な人全体に対しての評価がいい人という割合が多いにすぎないかと思います。
つまりは「評価がいい人」と「低姿勢な人」とはそれほど脈絡はないのではというわけです。
そして、仮にこれを読んで「よし!低姿勢になろう!」と行動を一転させることがそうそうできるかって話です。
低姿勢な人って好きで低姿勢なわけではなくて性格とか個性でなっているものですよね。
逆に低姿勢ではない人は性格や個性の上でそうなっているわけで。
それを180度変えるとか、後ろを向くわけではないですし、個性を捨ててすることではないでしょう。
そう考えるとこの記事で読者に伝えたいことってなんだって思ったわけです。
それでも、まぁ、行動を改めようとかって思う人がいるわけですかね。
そうやって思える人はおそらく大丈夫な人なんじゃないかなって思うのですがね~。
いずれにしても、この記事の内容をそのまま読まず、自身の中で解釈を作らなければというものであると思ったのでした。