ツイッターを見ていて唖然とした投稿がありました。それは「クラスターフェス」という渋谷駅前で行われた集会のことです。
その集会で、コロナのことを「ただの風邪」とうたい、この状況ながら「マスク必要なし」「ソーシャルディスタンス必要なし」などをうたっていたのでした。
「ただの風邪」という点はすべてではないですが同館な部分があるのも確かです。
が、その集会のことを知った時は、そのような無用心な人がいるから東京の感染が飛躍的に増加し、まわりから東京に行くことを敬遠されることになっていると、強く反感を抱きました。
しかしふと、果たして自分はそのような人たちのことをそこまで責めれるのだろうかと戸惑いをもちました。
というのも、正直なところ自分のしてきたことには、
・映画館に行った
・大人数で集まった
・外ではマスクを外している
といったことをしているのが実のところだったからです。
そうやって考え始めてみると、どこからがセーフでどこからがアウトかという線引きが曖昧だと感じました。
しかし、だからこそやはりクラスターフェスの一件が不適切なものだなと改めて思ったのは、リスクしかない不要なことを行なったということと他者への配慮が欠如しているという点です。
その部分はさっき挙げた行動を取った時の自分の考えと違いが明確にあります。
映画館に行った時も人が混み合わないような作品、平日の時間帯を選びましたし。
とどのつまり今回のことで良くなかったのは、その集会で主張していた内容ではなく、やとった手段が良くなかった、というのが僕の見方です。
ただやみくもに全てを否定するのは国会と同じになってしまいますからね~。
そういう意味では、今回このように考える機会を与えてもらえたということで自分のためになったといえます。