時計店で仕事をし始めてから段階を追ってしようと思っていることがいくつかあります。
その1つであった「ほかの時計店に行ってみる」ことをしてきました。
自分の働いているところが名古屋駅になるのですが、近くで時計を販売している店の1つがビックカメラでした。
お店の同僚からも見に行くことをオススメされたり、来られた方でもビックカメラに行ってからまた戻って来られて決める人もいたりします。
なので敵情視察じゃないですけど知っておくことも大切だと思っていたのです。
行ってみて大きく違うなと思ったのはやはりコーナーの広さと取り扱っている時計の多さです。
自分の店ではブランド数が20~30の間ですが、ビックカメラは大きく上回るブランド数で、各ブランドの時計の本数もはるかに多かったです。
こんなに多かったら覚えられていません、むしろビックカメラの店員さんは全て把握しているのでしょうか?
しかも当てている光も強く、逆に目がチカチカするほどでした。
しかも自信を持っていた販売価格もほとんど変わらずだったので、うちの強みは何かと考えることになりました。
そこで考えた強みが2つありました。1つは接客です。店員も少ないし本数も少ないですが、専門店ということで知識は時計に特化しています。
なによりビックカメラは選んでいる人に声をかけていないのに対して、うちでは積極的に声をかけてみることを大切にしています。
もう1つは保証の部分です。付けられる年数はビックカメラの方が長いみたいなのですが、保証が効く範囲はこちらの方が強いです。
他店に行くことで自分たちのストロングポイントが何かを知ることができますし、時計販売という世界を広げることもできます。
それによって来られた方にできる説明も広がります。
またほかの店、特に別の時計専門店や自分の会社のほかの店舗にも足を運ぼうと思います。