コロナウイルスの影響で人が集まることを避けるために今年の花火大会が中止になっているところが数多くあるようです。
毎年花火大会を楽しみにしていた人にとっては嘆かずにはいられないほどのことです。
そのようなのですが昨日、場所非公表のサプライズの形で日本の各所で5分間だけ花火が打ち上げられる「Cheer up!花火プロジェクト」というものが行われたみたいです。
花火業者が協力して全国の人に笑顔を届けるために行われたプロジェクトです。
花火を待ち望んでいた人にはうれしいサプライズで元気づけられたのではないでしょうか。
この一連の経緯から思ったことがあります。
嬉しいことで、有ることが当たり前になっているものがなくなるとそれほど落胆は大きくなります。
逆に、なかったはずの嬉しいことが突然起きると歓喜します。
ということは有ることが当たり前でなければ落胆の方は減らすことができるわけです。
嬉しいようなサプライズは警戒というか待ち望むことはそうないでしょう。だから歓喜の方が減ることはないですね。
ということは、今年は有ることが当たり前ではないことをいろいろと教えてもらえる年になるのではないでしょうか。
それを心に刻めば、来年以降にあることに感謝し、また中止になることがあっても落胆は抑えられるはずで、結果として今まで以上に楽しめるのではないでしょうか。
・・・でも甲子園も同じことかと思うと、当事者に対して簡単に同じようには言えないなぁ。当事者は悔しさの方が勝るだろうから。
そう考えると簡単に言えることではないですが、それでもやはり今後に生かす、先に進むために天から求められていることなのではないかと思います。