いつだったか友人と教育の話から、もしこの世界から鉛筆がなくなったら、という話をしたことがあります。(絵画で使うことは別で、小学校で使うことについてで)
向こうは別になくなったって何も変わらないと話しました。
しかし自分には、「風が吹いたら桶屋が儲かる」じゃないですが、世界から鉛筆がなくなったらゆくゆくは機械に仕事が奪われ、「支配」されるのではないかとなんとなく思ったのです。
すぐにではないでしょうが、何世代後か後にそのような時が来るのではないかと思うのです。
別に根拠があるわけではないです。しかし、鉛筆を久しく触っていない人には改めて使ってみてほしいのですが、鉛筆1つでいろんな感覚を味わえます。
削った先の部分は木の部分が露出し、触るとざらざらした木の感じに触れます。
使っていると芯が折れることがあり、力加減が必要だということに気づきます。
芯にも種類があり、自分に合った濃さ・硬さの鉛筆を選びます。
使っていると尖っていた芯がやがて丸くなり使いづらさを感じます。
使い続けているとやがて短くなっていきやはり使いづらさを感じます。
このような感覚を無意識ながら小さい頃に体験することが大切なのではないかと思うのです。
ちなみに僕は、普段はほとんど鉛筆は使っていないですが、数学でグラフを描く時はBか2Bの鉛筆を使っています。
このようなことを書こうと思って検索してみたらおもしろそうなページを見つけました。
1つは『鉛筆戦争』というWeb小説。話は途中で更新が途絶えてしまっていますが、やはり未来と鉛筆を題材にしているみたいです。
もう1つは、フランスの教育の話。鉛筆も消しゴムも使っていないとか。これはこれで面白そうだと思いました。