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【将棋とスポーツの意外な組み合わせ】

 昔から将棋をやっていて、今では対局はあまりしないのですが将棋の番組は時々見ます。最近では「見る将」なんて呼ばれています。特に最近ではNHKや新聞だけでなくニコニコ動画やAbemaTVでも放送され、特別企画も数多くあります。そんなとある放送を見ている時にある棋士の人が面白い話をしていました。

 

 その棋士の人のプライベートの話で、ここ数年で一気に人気になったスポーツ「カーリング」を体験してきたということでした。そして、たまたまそこでカーリングの選手の人と居合わせたようです。

 

 カーリングといえばストーンを投げたりスイープする技術はもちろん必要ですが、加えてストーンの置かれ方を見て状況を判断し戦略を練ることも必要です。そして、棋士の人が選手の人と話をしたところ、なんとカーリングの選手の人が詰将棋をやっているという話が出たというのです。言われてみれば、詰将棋カーリングも決められた手数の中でお互いに最善を尽くし合いながらも最終的に自分が勝つようにプレイする必要があり、かなり共通している部分があるのです。

 

 しかしながら実のところ、以前から将棋とカーリングは共通点があると僕は考えていました。なんなら、カーリングの大会でのタイムアウトの時間に助言ができるコーチに棋士の人、それこそ羽生さんを立てたら最強ではないかという妄想をもしました。選手としての技術は備えていなくても問題ないのです。どういう軌道で投げられるか否かは見て分析すればきっと覚えるでしょう。それとか、将棋企画の放送でカーリングと混ぜ合わせたゲームを考えて、例えば基本は将棋ながら、将棋では取った駒を盤上に自分の駒として打つことができますが、その盤面に打つときは氷上に盤面を模してストーンが投げ込まれた場所に打つことにする、なんて思わぬ事態が起きうるのもおもしろいのでは?(笑)

 

 それにしてもカーリングの選手の人が本当に将棋を触っているとは思いもしませんでした。