気分やさんの気ままなブログ

【Party Of the Future THE NEXT(後半)】

 昨日のParty Of the Futureの投稿の続きです。

 

 やったことの1つでワークショップを考えたのでした。2日目に行うワークショップを参加者が考えて実践したのでした。50人以上の参加者が10個以上のテーマから1つを選び分かれてグループとなり考えました。最近Art of Hosting(AoH)なるものを耳にしたけどもこのワークショップ作りではグループにホストがいなかったからもはやAoH以上だな(笑)自分含めて3人で考えることになりました。

 

 それだけでも大きなことですが、その上にワークショップの内容、これがワケワカメ(笑) CUBEというものを参加者は1人1つもっていたのですが、4人1グループとなりCUBEを他の人と交換して、それに書かれていることを基にして未来の世界を語るというものでした。書かれていることは、その人にとっての「NEXT」と他の人がそれについてを聞いた感想×3、将来言ってみたいセリフ、そして「ぽぽっ」とか「ふっ」といった擬音。その擬音は未来を大きく変える「何か」。ただでさえ?なものをさらに交換してそれらの情報を基に「何か」に意味づけしていき未来を形作っていったのでした。そりゃやる方も大変だろうけどそれをファシリテートするのも同じかそれ以上よ。どうなるか予測もできず、やるのが怖かった・・・。説明もおぼつかず他の人にフォローしてもらってばかりでした。

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 今日たまたま『勉強の哲学 来たるべきバカのために』という本を買って最初の方を読んだのですが、言語について、

現実から切り離して自由に操作できる、言語操作によって無数の可能性を描くことができる。

と書かれていました。うまく説明できないワークショップでしたが、このようなことをやったワークショップだったとも言える気がします。

 

 でしたがやってみると不思議なことに、これが話し合っていくうちに形になっていくのです。最後にまとめとして話せるほどのものにちゃんとなるのです。終わってから振り返って考えたことなのですが、このようなワークショップは学校の授業とは真逆といってもいいほど違う構成なのだと思います。授業はまず目標というゴールを立て、それに沿って流れ・やることを考えていきます。ですが今回は、先に素材を集めておいて、あとは参加者・場に委ねれば何かになるだろうということだったのです。最後にはテーマであったNEXTにつなげられたのです。1日目の時に「あなたにとってNEXTとは?」という問いに対する気持ちをキューブに書いていたのですが、まさにそんなワークショップでした。何が起こるか分からずワクワクでもあるけど不安でもある、だから知りたい、伏線だったか~(笑)

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 一方で、最初に自分がその感想を言ったのですがその後に他の2人も感想を言いました。そのことについて、グループの片方の人が「キレイに終わらせたくなかった」と思っていたのでした。それを聞いて確かに形づくりすぎたなと思いました。何か問いのような次にまだ続くような終わらせ方の方がよかったと思ったのでした。

 

 今回のテーマはTHE NEXT ~次なるものになれ~ でしたが、次に進むために今の自分に必要なことが分かりました。正直すぐに解消できることじゃないです。が、そんな自分に向き合えただけでも大きいと思っています。今回も深い2日間でした。

 

 2日間、歌を歌う場面が多々あり終わりには声が出しにくかったのですが、日にちが変わっても良くならないどころか咳が出たりで体調が・・・。参加された方、体調大丈夫でしょうか?・・・