気分やさんの気ままなブログ

【将棋に組み込まれている”振り返り”】

 昨日の投稿の話とも関連づくことで、自分がそもそもどうして振り返りにこだわるようになったかを考えたことがあります。いつかFacebookの投稿で大学時代にGIに入ってからのことだと思っていたのですが、どうやらもっとさかのぼったところに原点があるのではないかと少し前に思うようになりました。それは昨日の投稿での講師の白川さんともう少し前に振り返ることについての話をしていた時に、それまで考えたこともなかったですが、本当にたまたま将棋というものが口から出たのでした。反射で出たもので考えついてのものでなかったのですが、だからこそ自分の中で考えていってみると全てつながっていたのです。大学時代の前にも振り返るということを実は無自覚の中でやっていて、それが算数・数学だったのでした。ですからGIをやっている中で新しくできたものではないはずなのです。そして算数・数学で振り返りの習慣が生まれたというのもおかしい話だとなり、やっぱり小3の時にやり始めた将棋からだと言えると思ったのでした。

 じゃあなぜ将棋なのかというと、それは将棋の中のある文化が大きく影響しているのだと思っています。それは「感想戦」です。将棋の対局の様子をテレビで見たことがある人は知っているでしょうが、将棋は勝負が着いたらすぐに席を離れるわけではなくその場で相手と一緒にその一局を盤面を動かしながら振り返る感想戦があるのです。

 

この感想戦の文化のおかげで何事に対しても振り返ることが身についたように思います。この将棋の感想戦という文化はけっこう独特なものでありながら将棋そのものが学びの形にもなっていると思ったのです。