気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その23-行き詰った自分を助けてくれる過去の自分】

 毎日の日課であるらくだプリント、文字式の四則計算が昨日で終わりました。以前にも思うようにできなかったことがありその時のことを投稿もしましたが、終わりがけのところでまたなかなか思うようにできない問題がありました。

 それは3項のかけ算・割り算です。2項までは1枚当たり多くても2問ほど間違えるぐらいでした。しかし3項の計算になった途端、ミスが顕著に現れたのです。しかも2回目でもやり方を変えてみても全くミスが減らず、そのようなことは初めての事でした。そもそも1回目にミスして振り返った時に次はできるというイメージが一切持てなかったのです。

 そんな状態でしたが2回目をやって振り返っていた時にある方法が頭の中に降りてきました。そして翌日、そのやり方でやってみるとミスの数がとうとう減ったのです。そのやり方はというと2項ごとに計算していくという方法で、最後に載せた写真のようなやり方です。

 ただ、ここで僕が肝心だと思ったことはどうしてこのような発想が思いついたかということです。これが思いついたのは前のところでの経験があったからだと思うのです。文字式の前は文字の入っていない数の四則計算でした。その時にも同じように3項以上の計算で上手くいかないことがありました。その時の解決策の1つが2項ずつの計算でした。その経験があったからこそこの手立てが早いうちに見つけられたように思えます。

 実際には3回目でミス3つで合格圏内だったのですが自分の中でしっくり来ていない部分があり4回やったのですが、その4回目では思い通りやることができました。

 

 何事でも経験は無駄にならないこと、何かに行き詰まった時の助けとなるものの1つが過去の自分であるということを感じました。そういう意味でも自分の中での摩擦をなくしにかかった4回目はこれから先で自覚するかどうかのレベルで活かされることになるのではないかとも今では思えています。そして、数学を教えがてらこれまでの自分の数学を学んでいた時のことを振り返ると思うことでもありますが、数学は学んだことがつながって新しい先のことに進むのであり、そのつながりを理解しながら学んでいるかというのはとても大きいことと思います。

 

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↑ちなみに1回目はこの部分で4問、2回目は3問間違えていたのでした。