先日、羽生善治さんへの国民栄誉賞授与が正式に発表されました。永世7冠がどれほどすごいのかはきっとご存知の通りです。
羽生さんの著書を読んでから将棋と世の中のつながりを考えるようになりました。その1つでこういったことを考えたことがあります。将棋は8種類、敵味方20枚の計40枚の駒からなるゲームです。が、この40人の世界でも何百年も前から今日までとどまることなく進化し続けているのです。そう考えた後に実際の世の中のことを考えてみると、この世界には何十億人もいるので進化の具合は相当なものなのだと思いました。
そして取材で羽生さんがトップ集団にいることが大切と言っていますが、世間に置き換えたら分野はいろいろあるもののそのトップ集団にいるということはより時代の流れに乗り遅れることのないことが重要だと考えさせられます。