らくだプリント、今日は分数の約分のプリントを2枚やりました。1枚は2・3・5・7の素数で約分するもの、もう1枚は4とか6とか18など複数の素数がかけあわされたもの(合成数)の約分をやりました。
2枚とも問題数は99問と同じなのですが、どちらの方が早くできたでしょうか?“16”という数がそれぞれのプリントで出てきたとすれば、1枚目ならば素数なので2で約分することが決まりきっています。一方2枚目の方であれば4・8・16で約分する可能性があり選択肢の幅広さという点では2枚目の方が複雑そうな気がします。しかし、結果はどうだったかというと時間がほぼ同じな上に共にミスなし、厳密には2枚目の方が1秒くらい早かった。
この結果以上に2枚の差を感じているのが「裁き心地」というのでしょうか、約分する時の爽快感が2枚目の大きい数で約分した時の方があって気持ちいいのです!“18/36”という時に18で約分する時とかです。逆に1枚目で“22/36”を“11/18”としてもどこか味が悪いのです。将棋における飛車とか角といった大駒を捨てていい展開にもってたり詰めたりするのと同じような感覚です。それとかスポーツのファインプレーみたいなものかもしれません。
簡単にできるものがいいかというと、そういうものもあるかもしれませんが、自分に合ったものをやるということが大切なのでしょう。