気分やさんの気ままなブログ

【らくプリその9-できている時ほど実はキケンなのかもしれない】

 以前に投稿した時は割り算の筆算をやっていましたが、そこから進んで今は分数の引き算、明日からは約分に入ります。

 割り算の筆算と比較すると比べ物にならないほど今は簡単です。基本的に同じものを2回やるようにしているのですが分数の引き算は1回だけしかやっていません。やった感覚として2回やっても新しく気づくことがないだろうなと思ったからです。それに対して割り算の筆算は規定されている基準さえ満たせず4回繰り返したプリントが2つもあるほどでした(笑)

 しかし、「できる」というものは時に厄介なのです。毎回やった後にノートに問題を解いて気づいたことや考えたことを書いているのですが分量が、割り算の筆算の時にはB5ノート3行分ぐらい書いていたのが分数に入ってからは2枚分で1行半ぐらいになっています。別に多いからいいというわけではもちろんありません。しかしながら、「できる」ものほど振り返って気づけることが少なくなるのです。普段でも多くの人がそうだと思いますが、できないことに対しては引け目に思い、「できたらなあ」という感情をもつので嫌でも思うことができます(笑) しかし、できていることは自分にとっては当たり前なことだから琴線に触れずに見逃してしまい、結果気づきは少なくなっていきます。すると振り返ることを怠けてしまいがちになるのです。しかしながら逆に、表面上の気づきがなくなるという点では感覚を研ぎ澄ますことに集中してより深い部分に潜り込むこともできます。とはいってもやはり「できる」ものに対してほど振り返りをするというのは難しいのは変わらないですね。

 

 このようなことは別にらくだプリントをやってはじめて気づいたということではありません。大学時代に企画を作り行っていた時にも何度か考えてきたことではあります。しかしながら、常に意識できているかというとやはりこういった機会に思い直さないとまた次第に忘れてしまうものです。