今日ショッピングモールに行った時のこと。とある店舗で女性の人がセールの宣伝で声を出していました。女性らしい高めの声。聞いててきれいな声だなーと思ったのですが、出し方を少し変えたらもっと音として響かせられるのになーとも思ったのです。
魚住りえさんの『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』という本に書かれていることの一つで、声帯の振動を器官で増幅させることで「共鳴」させることで響く声の高さを見つけられる、ということが書かれています。一番聞き取りやすいのが鼻が震える声、一番いい低い声がのど、一番いい高い声がおでこのようです。ちなみにさっきの店員さんは、おそらくですが一番聞き取りやすい声より少し低買ったんじゃないかなと思います。
この本に出会ってからは時々話す前に意識しますし、声を出しながらこのことを思い出してその時の声を分析しています。大学で受けた音楽の授業でのパート分けの時に地声でテノールに分けられたほど（であり、男としてかっこいい声が出せないってことで自分の声が嫌いになったことがあるほど）自分の声は高いです。教える場だと、基本的には真ん中の声、注意する時は低い声、逆に授業中に分からないところを個別で教える時にはあえて真ん中の声から少し外れたやや低い声を使っています。ですがこの声は聞きごたえとしてはそれほどいいものではないのであまり使わなく、疲労がたまっているとこれより低くて響かない声、陰湿な感じの声になってしまうのでけっこう気にしています。
自分が好きなものの中に声優があるのですが、それを話すと大抵オタクととられることがあるのですが、まぁ間違ってるとは言えないですが、純粋に男性女性関係なしに声優が出す響くような声とかいろいろな種類の作っている声に興味があるんですよね。声優ラジオとかを聞いていると、地声や響かせている声、作っている声など短い時間でいろいろ混じっているので聞いててすごくためにもなったりします。
