気分やさんの気ままなブログ

【人に必ず欠点があるのと同じようにモノにも必ず欠点がある】

 バイト先で、メールで月間の全国の店舗の販売実績やエリア内の店舗ごとの予算達成状況が毎日送られてきます。

それを各店の店長さんが回しで担当しています。

そして実績紹介と合わせて、学校の集会での先生からのお話じゃないですが、鼓舞するための小話がよく書かれています。

 

 その中でも心を打たれた文章がありました。

 

・・・それは販売力云々の前に、この人たちのマイナスをマイナスとみるマイナス思考のせいでしょう。

 

この地球では、世界の人口六十四億人が沿う欠点だらけの人間であり、その不完全な人間が製造した商品は、満点の商品は一品もなく、そういう意味ではこれまた総欠点だらけの商品です。

完全無欠の商品は絶対に存在しないという事実、それを現実のものとして受け入れ、欠点はあったにしてもそれをはるかに超える長所の価値に心から共感できるのであれば、

考えようではその商品はその人にとって日本一自信のもてる商品となる。

 

どちらにしても、変わらないものや決まったものに対して、そのマイナスをあげつらうことは何の益にも解決にもなりません。

 

もしも、そういう場合にマイナスは歯牙にもかけずプラスだけを愛することができたら、人生が、接客がどんなに楽しくなるか、あなたに想像いただけるだろうか。

  

 ちょうど人間関係で、まさに例えの方どおりの欠点ばかりを見てしまっている人がいたから一層心に刺さりました。

自分は販売の世界に入ったばかりで、自信もって売っているモノであっても欠点があるということが前提の見方はもったことがありませんでした。

 

 モノも人と変わらないこと、欠点があることが前提であれば、たとえお客様から商品を否定されても共感することができて寄り添うことがよりできるようになると思ったのでした。