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【経営を通して生きる上で必要なことを学べます】

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 毎週通っている寺子屋塾でのコンテンツの1つに「経営ゲーム(TG-C)」というボードゲームがあります。

これを初めてやってからもう1年以上経つのですが、ボードゲームといいながら、これを通して様々なことを学ぶ、教育ツールです。

今は、寺子屋塾に行ってらくだプリントを終わって時間があればいつもやっています。

 

 題材としては、会社を経営するゲームということで、経済が回る仕組みを知ることができるでしょう。材料をお金を対価として購入し、商品を作り、市場に販売してお金を得る。

でもそれは1人ではできないので人を雇い、人材育成をして能力を上げて会社の規模を拡大することで取引先も広げられる。

それを体系化させたものが経営ゲームです。

300円の資金から始め、1期25ターンで10期まで行います。

 

 何を学ぶことができるかというのも人それぞれで異なると思います。

「経営ゲーム塾」というイベントに何回か参加したことがありますが、将来に起業できるように参加した人もいました。

経済・経営の面では、経済を回すことやそのためにはお金を使う必要性、なぜ借金という手段があるかやその是非、人材育成の重要性、同業者とあるべき関係性、とかは振り返りでよく話になりますね。

 

 ですが僕はというと別に起業するつもりは今もおそらくこの先もしないと思います。

それでもやり続けているのは、経営するしない関係なしに日常生活レベルで落とし込めることがあるからです。

 

 僕がよく思うことは大きく3つです。1つは運に左右されずに、むしろコントロールできるようになることです。

このゲームのルールでは人材育成、販売がランダムに引くカードによって決まります。

その時に思いがけないことも生じます。

最初の頃は不利な出来事に振り回されていました。

しかし何度もやるうちに、上手く進まないのは当たり前、避けるべきリスクを防ぎさえすればある程度の枠には収まるという考えができるようになりました。

それでもまだ、予想外のことが起きて潰れることもあるのが難しいところですが。

でもこれのおかげか、今宵のコロナウイルス騒ぎに対して僕自身はそこまで振り回されていません。

 

 2つ目はバランス感です。

この経営ゲーム、やってみればわかるのですが人材育成だの材料購入だの販売だの期末処理だのそのための資金確保だのターン数だの考えないといけないことがとにかく多いです。

それに最初の人材育成のカードの引きによって毎回展開が異なってきます。

その状況に応じて力を入れるべき部分はどこか、全体のバランスを意識して1ターンごとに考えることが求められるのです。

その影響もあって、日常生活でも行動することも必要だけど休むということも必要だと考えるようになりました。

それと仕事を辞めた今ですが、バイトをして収入がゼロではないようにする必要があると思えたのはこれのおかげでした。

 

 そして3つ目は時間の大切さと習慣です。1ターンごとに考える必要はあるものの、生きることと同じように経営ゲームにも「自然な流れ」が存在するのです。

材料を買ったり人を育てたり商品を売ったり。それぞれがバラバラでは時間や機会のロスが生じるのです。

また、タイミングを多少動かすことができること、動かせないこと、動かしてはいけないこともあるのです。

一時らくだプリントをやれていなかった時がありましたが、それをやる時間を変えることをひらめき立て直すことができたのはまさに経営ゲームあってこそのことでした。

 

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 「経営ゲーム」という名前からでしょうが、僕も知ってからやるまでが長かったです。ただやってみると本当に生きる上で大切なことが学べます。

ゆくゆくはこれをみんなでやるイベントも開きたいと思っています。