気分やさんの気ままなブログ

【がんばってくれてありがとう、これからは僕ががんばるから】

 今月4日のことですが、父がこの世を去りました。症状や治療経過の詳しい話は書かないですが、6月の下旬ごろから入院していました。

ただ僕には6月から亡くなった日までがんばって生き延びてくれたように思えてならないのです。

入院した頃には、仕事ではテスト間際、それからインタビューゲーム会のファシリテーターも控えていました。

もちろんこれは僕の勝手な解釈にすぎないですが、それでもこうやって思えてなりません。

 

 もう1つ。高校生になってからは性格が合わないこともあってあまり話を交わしていませんでした。

ですが、葬儀を行うにあたって昔の思い出を振り返ってみると高校生より前の時には、幼稚園・小学生の頃には公園によく連れて行ってくれたり、毎年スキーやキャンプに行ったり、遊びに連れて行ってくれていたことを思い出しました。

遺影の写真を選んでいる時も最近の写真は全くないながらも、その頃の写真があったのでした。

それに家のことを1番にいつも考えていて、休みの日であっても体を無理してでも家の修理を手掛けてもいました。

最近は決して父のことを良く思えていなかったのですが、昔のことを思い返しているうちに良い人としか思えなくなってしまいました。後悔がいろいろ生まれてしまいました。

 

 

 父はまだ還暦を迎えない若さでこの世を去ってしまったのですが、ですが仕事でも家でも何かと体に無理を働いていたし、亡くなるまでも2か月、それ以上前からがんばっていました。

 葬儀の時に葬儀社の方が個人によせた文章を用意したのですが、そのタイトルが「がんばってくれてありがとう」でした。まさに父に贈るにふさわしい言葉に思えました。

 

 

 だからこそ、これからは僕ががんばるから。