気分やさんの気ままなブログ

【自由なインタビューゲーム】

 昨日、インタビューゲームをやりました。やった時に今日が何人目かあやふやになったのですが、過去の投稿を振り返ってみると24人目だったようです。

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今回の相手の方は、寺子屋塾に通っている人でもありその前からも顔見知りではあった上に、その人もインタビューゲームを自分と同じぐらいやったことがある方でした。

 

 そのような方とやったのですが、僕としては念願の相手でした。ここ半年ぐらいずっとやってみたいやり方があったのです。

それは相手から言葉として出ていない情報で相手の他己紹介文を作るというものです。

原則はインタビューしていく中で価値観・考え方を引き出してまとめるものです。言葉として出てきたことを基にしてまとめるわけです。そのような主旨でルールも作られています。

ですが今回やってみたかったのは、引き出した情報を基に相手の考え方・価値観を僕の方で構築するといったことです。

言い換えればこちらの主観でまとめるわけです。(ルール説明では「相手になりきって書きます」「主観で書いてかまいません“が”」とあります。)

 

 そのため、こちらからリクエストしたことがありました。後に聞き手をやったのでした。

今回のことをやるにあたって、ただ聞き出すだけでなく、非言語的な部分の特徴を見つけておきたかったのです。

実際に相手の方は笑顔であり身振り手振りが多く丁寧にインタビューするということを見いだせました。

 

 その後に聞き手となって相手にインタビューしたのですが、率直な感想としてはとても大変でした。いつもの倍以上のことを考えながらインタビューしていた感じでした。

なぜなら、相手の話の内容そのものとその内容の裏にある価値観の2つを聴いて質問していったわけです。

しかも今回は自分の中でまとめ方の方針があったことも考えることが増えた要因でした。

そのためインタビューの流れとしてはあちらこちらに話が転々としてしまいました。仕事の話を質問していたのに突然人生観を質問したりとか。

いつものようにやる時にこのように質問したら、いいまとめ方はまずできないでしょう(笑)

 

 そして他己紹介文を書いてみたのですが、当初思っていたよりかなり相手の言葉を使って書くこととなりました。というのは価値観自体を結局質問してしまったからです。

それは初めての試みであり、事実と異なることを書いてはいけないという気持ちからの防衛心が働いたからでしょう。

ですが、後半の半分ぐらいはやろうとしていたとおり、僕の方で価値観を再構築してまとめることができました。

ただ、それが相手の方に受け入れてもらえるかはまだ分からないので書き上げた時は不安ばかりでした。

 

 そして、相手の方にまとめたものを渡して確認してもらったのですが、おもしろいまとめ方であり、確かにそうかもしれないと言ってもらえました。よかった~という気持ちに限りました。

 それから後の振り返りで質問がいろいろな話に転々してしまい、やりづらさや違和感がなかったかも不安だったのですが、特になかったようでした。

そして相手の方から、自分もこのような自由なまとめ方をしてみたいと思わせることになったほどでした。

 

 ただ、自分の中ではまだ不完全だったという感じです。価値観に関してを直接聞いて「保険」を打ったのですから。

いずれは、いつものインタビューゲームの時のように質問しながらも、価値観を再構築してみて、相手に「こんなこと話してなかったのに合ってる・・・!」みたいなリアクションをさせられたらおもしろいなと思っています(笑)

 

 ちなみに念願の相手だったというのは人を選ぶ必要があったからでした。

ある程度見知っていたから上手くいかなくても悪く思われないだろうという信頼性。

それからインタビューゲームが初めてとかあまりやったことない人だと「これがインタビューゲームなのか!」と変な観念を植え付けてもいけないしイレギュラーすぎるし。

何回もやったことがある人だから「ルールに制約がない」ことが分かっているということが必要でした。

なので念願であったわけであり、次に試せるような人いつになるやら。

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