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【内臓思考で数学を】

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 今、『グズな大脳思考 デキる内臓思考』という本を読んでいます。この本の感想については近いうちに書こうと思っています。

 

 以前にもこの話に関する投稿をしたこともありました。簡単に言ってしまえば「大脳思考」は植え付けから生じる思考であり「内臓思考」は感覚です。

 

 僕はこの2つの思考の存在を知った時に自分は数学のほとんどを内臓思考で捉えているなと思いました。

 

 例えば高校でやる関数の微分を使って接線を求める話。ポイントは微分すると傾きになるのですが、微分が接線の傾きにつながるかというと、

 

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というように幅がだんだん小さくなっていってやがて1点になるところが接しているところとイメージした上で覚えています。

 

 しかし内臓思考になっていないものがあるなと思いました。それは「証明」に関するものです。

例えば中2でやる三角形の合同条件。ほとんどの人が呪文のように覚え(させられ)ただろうものです(笑) これがまさに植え付け、大脳思考のはじまりなのです。

それに対して内臓思考で捉えれている状態とは「2辺と角度を測って三角形を描いた図形は1つのものに決まる」ということが腑に落ちた上で覚えるでしょう。

そこまでは自分には見えていないですねぇ。他にも数学的帰納法とかも。

 

 ここら辺の話が内臓思考で捉えている人ってどういう世界観を持っているのか聞いてみたいなあ。