気分やさんの気ままなブログ

【数直線って当たり前なものだけど】

 もう2週間もすれば授業も始まるということで授業の進め方を考えているところです。

中学1年生の内容を考えていてふと思ったことです。

 

 最初にやるのが正の数・負の数ということで、マイナスという数の世界を広げます。

それを考えるにあたって利用するのが「数直線」です。

 

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ですがここでふとした疑問が生まれました。どうして右に行くほど大きいようになっているのでしょうか?

 

例えば温度計は数直線と似ています。そして温度計は上に行くほど高い温度を示すことになります。

これは適した構造だと思います。「高い」と「上方向」がリンクするからです。さらに言えば数値が高いと上位であるという概念も存在することも助長しているでしょう。

 

 一方、話を戻して、左右に大小の概念が存在しているでしょうか?あればいいのですが何かあるかなぁ?そうなってくるとますます不思議になってきます。

 

 ですが、このあたりで僕なりの結論を置いておきましょう。

それは子どもが数字を習った時に順番に数字を書く場面をイメージしてみてください。

1 2 3 4 5 ・・・

と、右に行くほどだんだん大きくなっていきますね。そう、横書きする時に左から右に書くというのが一番関係しているのではないでしょうか。

 

そう考えると次に出てくる疑問は、アラビア語のような右から左に書く文化圏にいる人はどうなのかです。数直線はもはや存在していないのではとさえよぎるほど。

 

 

 ここに書いたことは僕の空想なので、この話に関する話や本があれば教えてください(笑)