先月末にインタビューゲーム会に参加してきました。今回は寺子屋塾での開催でしたがファシリテーターは僕も知っている塾生の人が行いました。僕含め6人が参加していました。
さて、写真のように振り返りで自分でも驚くほど気づきを書き出しました。(苦笑)その中でも今回は「書く」と「読み合わせ」について深く考えたのでした。
「書く」とは相手の自己紹介文を書く場面です。
自分が書いたカードに関してのことです。まず自分でカードを書いた手ごたえですが、いつになく冴えました。
早い時点でタイトルと文章の構成をすぐにひらめけました。
そして、最後に入れ込んだ、相手が直接出した話ではないけどこう思えているんじゃないかなぁ、という聞いてない話を入れたのですが、それが相手の人に好感触を受けてくれました。
一方で、書いていて思ったのがこのカードは他己紹介を書くものではあるが、それはインタビューして出てきた価値観のような深掘りして出てきたことを書くものなのかということです。
その人とは初対面でしたが、インタビュー前とインタビュー中の様子が全く違っていたのでした。普段は取り繕っているわけです。
だったら普段の様子を書いた方がその人がする自己紹介になるのではと思ったのです。
この問いに答えはないのでしょうが、今回だったからこそできた見方でした。
それと自分でも今回のは書いてみて気持ちよく、読み合わせた後の感想でも他の人から好感を得られました。「文系の人が書いたものみたい」と今まで言われたことがない称賛を受けました。
ですが、これこそが僕の中にはすごく引っかかっているのです。自分の中で見出した結論は、相手の人になったつもりで書いた結果このようになったのだと思っています。
確かにインタビューゲームの回数を重ねたりブログを書いたりと、文章を書くことに慣れているということはあるでしょう。
しかし、今回そのように他己紹介文を書いたのは相手の人を意識して書いているわけです。
しかも相手の人は文系な人だったことからも、「自分が書いたから」ではなく「インタビュー相手がそういう人だったから」という方が納得できるのです。
そして、読み合わせでほかの人のカードも聞いて、以前からどこが書き手の表現でどこが本人の表現かという疑問を持っていました。
しかし、今回のことを思ったからこそ思えたことは、出来上がった自己紹介文というのは書き手・本人のどちらというものでなく、2人の協同作品なのだと思うことができ、これが腑に落ちました。
それからインタビューゲーム会の時にいつも、インタビューの時には人の話が聞けているのに、読み合わせでのほかの人のもののことが聞けないことが悩みでした。(回数を重ねているのに・・・)
しかし、ほかの人の聞いている様子を見ていてヒントを得られたような気がしました。
インタビューゲームを始めた頃は文章を書くのが嫌であり苦でしたが、今となっては書くことに対してではなく表現するのに合う言葉が出てこないことに苦を伴うように変わりました。
今回で20回目でしたがようやくインタビューゲームに慣れることができたのかもしれません。
今回意識的にやってみたことですが、相手が持っている「感覚」をインタビューで引き出すことに挑戦していきたいです。
・・・と、今回の振り返りはここでようやく終わりですが、ここから少々宣伝させてください!(笑)
今回の寺子屋塾でのインタビューゲーム会ですが、3か月に1回行われています。ファシリテーターを最近は塾生で回しています。
そして、次回は自分がファシリテーターを担うことになりました。まだ先ですが、それが6/22(土)の午後から行われます。
初めての人でも最初は緊張するかもしれませんが、自然にインタビューゲームの世界に入り込めると思います。
それに伴い、自分でも複数人で行うインタビューゲーム会もやる予定です。(たぶんGW中、GW後~6/22の間それぞれで2回かなぁ)
参加する人次第でインタビューゲーム会は変化するので、人の巡り合わせをぜひお楽しみください!
もちろん1対1のプライベート型も募集中です~。