気分やさんの気ままなブログ

【グラレコれんしゅう→実践】

 先週、2回目の「グラレコれんしゅう会」に参加してきました。

「グラレコ」がどのようなものかというと、前回の記事から引用するとこのようなものです。

 

「グラレコ」とはグラフィックレコーディングの略称です。

これがどのように役立たせられるかというのは人それぞれでしょうが、例えば会議の様子をかき起こして話し合いを促進させる(ファシグラ=ファシリテーショングラフィック)などです。

ただ、グラレコはというと直訳は「画に記録すること」というようにとにかく言葉の情報を見える化させることを狙いとしています。

 

 

 今回は前回とはまた異なったことをやりました。

自己紹介をしてから、便利で多くの人が使っているペン「プロッキー」を自由に使いこんでみて、それから今回は使うペンの本数を1~3本に制限した上で3つのニュースを紙に描いてまとめてみました。

 

 最後にやったニュースのは自分で見返してもどんな話だっけと思うほど全く描けませんでした。

それは技術的に描けなかったという部分もありはしましたが、それ以上に聞き方に課題があると思えました。

ニュースというものによっては堅い話でイメージしにくい、どういう話か見失ってしまいやすいものに対して、常に何が主語か意識しておくべきだと思いました。

主語が何かわからず描けなかったことがよく合ったのでした。

 

 それからもう1つやって思ったことはペンと自分の相性です。

プロッキーを試してみた時に太い方だけで3種類の太さが出せることに驚きました。それほど使い方の選択肢があるわけです。便利だなとこの時は思いました。

しかし、ニュースの時にプロッキーを使ってみたら困ってしまいました。それは、細く書きたいのに太くなってしまい、また、細く描くためにはどこを使わないといけないかと考えてしまい描くことに気を取られてしまったのでした。

一方で、自分が個人用で使っている「PLAY COLOR2」というペンは、太さをいろいろ出すことはできず単調だと言えます。それはプロッキーの特徴から見ると短所に思えるかもしれません。

しかし、太さが一定だからこそ描く時にプロッキーの時のような悩みに見舞われず、集中して描くことができたのです。

 

ほかにも、ほかの人のまとめ方を聞いて、縦に紙を使うことや2回聞けるならば1回目は描かずにメモを取って聴いて、2回目に聴かずに描くことに徹するのも自分に合っているかもしれないなと思いました。

 

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222552j:plain

 

※「PURE COLOR」ではなく正しくは「PLAY COLOR2」です。

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222620j:plain

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222718j:plain



 

 これが午前の話で、午後は学習支援の事例報告会がありました。せっかくなので実践しようとグラレコの形でメモをとってみました。

 

 やってみての感想は、今回についてはPLAY COLOR2のペンでさえ太いなと思いました。

まず、専門用語が飛び交うことで必然的にイラストの割合が減り文字量が多くなった時に、この太さでもスペースを取ってしまうと思いました。

 

それから、スペースの余裕がある状態で描くべきだと思いました。残りのスペースがあまりないと思い始めてしまうと描き方がつめつめで窮屈になってしまいました。

詰め込もうと思ったならもう1枚増やすようにした方がよかったです。

 

 あとは色に関することで、色を使い分けしてみたけど、基本色に緑は主張が強すぎだと思って途中から黄緑に変えてみました。

それから、アンダーラインでの強調に黄色を使ってみましたが、これについては逆にプロッキーで太い方がいいなと思いました。

 

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222754j:plain

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222815j:plain

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222839j:plain

f:id:itasan-kibunyasan:20190324222857j:plain