気分やさんの気ままなブログ

【平日中日のアツい教育談義】

 今日は東京で暮らしている、大学時代に岩手県に一緒に行った仲間が会いに来てくれました。

1年近くぶりに会うことができ、貴重な機会だったので平日さながらお酒を入れて語らいました。それに僕自身、久しぶりにタメ口で人としゃべりあったなー。

 

 お互いの近況や悩み、今後のことといろいろなことを熱く話しました。その中でも共通のことだったのが「相手に教えること」についてでした。

僕が日頃教えている相手は子どもたちですが、教育に限らず、バイトの同僚や年上の人、立場が上の人に対してなど教える対象となる人は様々で、それぞれに合わせてやりくりをする必要はあるでしょう。

 

 しかしそういったことは僕としては「小細工」にあたる部分であり、どう教えるかの本質ではないのだとも思っています。

では本質は何かというと、「教える」のではなく「気づかせる」だとこの頃特に考えています。

話し合っててもお互いに思ったことですが、人から言われると結局それを鵜呑みにしたり、逆に反発することだってあります。そして人から与えられると思考することを棄ててしまいがちになるのです。

しかし自分で気づけば、それは気づくにあたって自分を客観視した上で受け入れることになります。そして、自分の心の中から答えを生み出すことになります。受け入れた自分の中から湧いたものなので否定もそこにはないのです。

 

 つまり「教える」には「教えない」ことが1番理想的なことなのです。逆説的で変に思うかもしれません。が、自分はこれを実現することを目指したいです。

 今の自分ができているかと言われるとまだ全然できていません。今の学校でもう自分が入る授業が終わり出していて、最後に各クラスであいさつをさせてくれています。

ですが、その時に子どもたちにこうなってほしいという自分の想いをガンガンに話してしまっています。完全に押し付けてしまっています。

話すことになってしまっているのは普段のかかわりが浅いからだと反省するばかりです。

今話していることがいつか子どもたちから出てくるようになりたいと思います。

 

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 と、気づけば自分語りになってしまいましたが、こんな話になったのは彼がいたからにほかなりません。

年齢では向こうの方が年下ではあるのですが、年の差関係なしの仲間だし心から尊敬しているし、会ってみて改めてすごいと思ったしこっちもこれからも頑張ろうと元気をもらった夜でした。

 

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 それにしても、リクエストで久しぶりに山本屋に行ったけど、名古屋って食は豊富だな~。中で過ごしているとつい忘れてしまう。