気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その30-奇妙な体験】

 らくだプリントがとうとう中3の終わりがけの三平方の定理に入りました。それの中でとても奇妙なことが起こりました。

 

 昔から図形の問題に関しては、はっきり言って数学が得意な子に毛が生えた程度でしかありません← だからなのもあるとは思うのですが、それに加えて最近は自分の感覚にこだわっているからでしょうか。こんなことがあったのでした。

 

 三平方の定理のある問題に取り組みました。その形の問題は別に昔にやったことのある問題であり、見た時にはなんとなく「こうやって解いていたな~」と思うほどには覚えていました。しかし実際に解きだした切り口はその思い出した方法とは別のことをしていたのでした。そしてそれは解けない方法でした。そうと分かった時に昔の自分を思い出して昔の通りにやったのです。

 

 どういうことかというと、できない方法でやった自分と、正しい方法でやった自分は同じ自分であるとはどこか思えなかったのでした。できなくてやり方を変えた時に自分自身も今の自分から昔の自分に切り替わったように思えるのです。もちろん自分という人間は1人であって過去から現在まで1つの流れで年月を連続的に経ているわけですから別の自分というのはおかしい話だというのは自分でも思います。でもその瞬間の感覚は間違いなく切り替わったのでした。

 

 何が起こったのかが分かっているわけでもないですが、本当に不思議なことすぎて今でもどこか心に引っかかっています。