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【リズと青い鳥】

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 ふと思い出して、映画『リズと青い鳥』を見ました(これが1人映画デビュー)。「響け!ユーフォニアム」という高校の吹奏楽部のアニメの映画であり、この作品は小説が原作となっています。

 

 原作を読んだわけでもないしPVもそれほどしっかり見てはなく前情報はほとんどない状態で見ました。そんな状態で見始めていると冒頭から画のきめ細やかさが際立っていて、アニメのとはまた違ったものなのだと思うことができました。その直後ですが、音楽・音がとても臨場感があるというかオーケストラを聞いているかのようなリアルな音が乗ってきたのでした。まさに映像物語付きオーケストラ!画と音からこの作品への力の入れ具合が顕著となっていたのでした。この作品の中でフルートとオーボエのかけ合いがポイントの1つなのですが、同じように画と音もかけ合いをしていたように感じました。

 

 映画となるとさすがにネタバレは控えようと思いますが、1つ見どころを挙げるとしたらやはりオーボエの子とフルートの子の心情の移ろいですね。題名にもなっているリズと人になった青い鳥のやり取りと対比されているのですが、複雑です。話が進むと共に話に誘導されて2人の関係性や感情を推察できはするのですが、映画が終わった時に完全にスッキリ腑に落ちたかというと落ちませんでした。2人の距離は縮まったとしても完全に2人の間の隔たりは解消はしきっているとは思えなかったのです。人間関係は複雑だと表現しているようにも感じます。コンクールの結果をすっとばして終わりを迎えたのもですが、そういった不完全性がこの作品の余韻を残しているようにも思えます。

 

 他の人の感想を見たら合う人合わない人が分かれそうですが、上映期間があとわずかだと思うのでもし気になっていましたらオススメです。