毎日やっているらくだプリントで、今は因数分解をやっています。(学校の授業で3年生も今まさにやっているのを見ていると複雑・・・)
さてですが、その中でも公式を利用して因数分解するところがありました。先に
a^2 + 2ab + b^2 = (a+b)^2
の形を先にやってから次に
a^2 - b^2 = (a+b)(a-b)
の形をやりました。ですが2つ目の方の公式がメインのプリントの中に数問ですが1つ目の方の公式の問題もちりばめられているプリントがありました。例えばですが、
4x^2 - 9
4x^2 +12x + 9
といったような並び方がされていました。こんなもの一目瞭然で明らかに違うぞと思うでしょう。ですが2つの問題とも
(2x+3)(2x-3)
とまさかの回答をしてしまったのでした(笑) なぜ間違えてしまったのでしょうか?
1つは予測していなかったからでしょう。実はやる前にプリントをしっかり見ていないですが、それでも実はこのようなひっかけ問題があるのではないかと予測していました。ただそれはあっても問題の後半にだろうと思っていたのです。しかし前半から出てきたのでした。実際、後半にあったこのような問題は気づいて正しくやれていたのでした。
しかしそれ以上に考えさせられたことは、そもそもの話ですがこれを間違えたという事実です。「見間違えた」ということなのでしょうか?そうではないのです。だって見ていれば気づくはずだから。つまりは見ていたようで「見ていなかった」のです。4と9の2つの数字を見ただけで判断してしまったのです。そして解くことのみを考えていて前の問題の記憶もなく気づかずに通り過ぎてしまったのです。
やり慣れていないことであれば注意力も生まれてきっと気づいたでしょう。慣れてしまうと経験でやってしまいがちになり問題を見なくなってしまう。これは簡単に解決させられそうに見えて意外とやっかいなことのような気がします。