気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その25-終わり方の大切さ】

 少し前に、通っている寺子屋塾の最近のらくだプリントのことについてを投稿しました。連立方程式をやっていた時に考えたことです。連立方程式のプリントの数は2元・3元合わせて20枚ありました。これを1か月近くかけてやりました。

 

 最初はごく基本的なもので係数がそろっていてそのまま2つの式を足し引きすればよかったり、片方を何倍かすれば係数がそろえられたりといったような苦にせずやれるものでした。しかし終わりの方になってくると両方の式に数をかけてそろえなければならず、その結果どのようにやっても数が大きくなるような問題をやらなければなりませんでした。それで、これまでは分数が出る時は最初に分数をなくすように数をかけることが絶対だと思っていた考えが崩れたこともあり、2元連立方程式の最後のプリントにはなじみない数が計算に出てくることもあって間違いが生じてできなかったどころか解き直し終わっても次にやった時にできるイメージが持てないほどでした。(そのプリントがコチラ)

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 そして何回かやってようやく時間・ミス共に目安内でできて合格はできたのですが、ふとその次の3元連立方程式の問題をやって思ったことがあったのでした。このまま進んでいいものなのか、と。2元から3元になると問題を解くのに必要な手数は多くなりますがさすがに計算レベルは簡単です。にもかかわらず自分はそれを前の2元連立方程式の時と同じようにやっていたのでした。そしてそれは、かつては方程式全般は楽しんでやっていた自分とは思えない、真逆のある意味「怒り」に近い感情でやっていたのでした。この3元連立方程式に入ったプリントでこのようなことに気づいた時にこれは良くないと思いました。きっとこのまま進めては自分は連立方程式は楽しかったものから辛いものという印象に変わってしまうと思ったのでした。

 

 子どもたちがどう卒業を迎えるかについても言えるようにどのように終わりを迎えるかということも大切なのではないでしょうか。